S叔父さんが倒れたのは2度目のことと聞きました。
1度目は4~5年前位に、手のしびれと頭痛と高血圧が重なり・・その時は処置が早く後遺症が残らなかったという・・
そんな思いをしながらも、S叔父さんは大好きなお酒とタバコは止めようとはしなかった・・
S叔母さんはその時も長男ヒデに相談したが、ヒデは・・
『あいつなんて、何があろうと俺は知ったこっちゃない!!もうあいつの顔なんて見たくない!!』・・・と。
3年前、S叔父さんと会ったとき体調を聞いたら・・
「お酒は止められないからね~・・持たないかもな~・・でもな、おじさんが早くいなくならないとバカ息子が家に帰ってこれないんだよ・・」
(頑固オヤジの叔父さんも気にしてたんだ・・・)
************************************
今回、S叔母さんはS叔父さんが倒れたことを真っ先にヒデに連絡した・・
実家から車で5分のところに部屋を借りて住んでいるヒデ。
運ばれた病院も近いところだった・・
S叔母さんが泣きながらヒデに、
「お兄ちゃん助けて・・どうしたらいいかわからないから・・」
ヒデは病院に行った。
担当医から説明を受けながらも、ヒデは父親とは会わずに病院を立ち去った・・という。
それを聞いた弟のトモは出張先の名古屋から怒りを堪えて病院へ向かっていた。
仙台からは銀座の母のようなNおばちゃんがS家の事情を心配しながら逸早く病院へ到着した。
私はNおばちゃんに病院の近くまで来たことを連絡し2時間遅れで到着。
皆がいる家族の控え室に案内された…
そこにはS叔母さん、Nおばちゃん、トモがいた…
ヒデは私を外で待っていてくれたらしく、Nおばちゃんが呼び戻してくれた。
ヒデは危篤と言われていた父とまだ再会できてなかった・・・
会ってすぐに私と集中治療室にいるS叔父さんに会いに行った・・
S叔父さんは・・・
目を閉じたまま、不規則な呼吸・・
あらゆる機械や管がS叔父さんの命を繋いでいた・・
(私でさえこんなS叔父さんの姿にショックなのに、ヒデは今どう感じているのか・・)
ヒデに「お父さんの手握ってあげて・・・」
ヒデは恐る恐るそっと手を差し伸べ・・・握った。
「S叔父さん、ヒデが来てくれたよ!わかる?ヒデだよ!」
唯一右手だけ動くS叔父さんは、ヒデの手を握り返した・・
何度もヒデを確かめるように・・・
ヒデに話しかけるように・・・
強く・・・・優しく・・・・
あれだけ父のことをいろいろ言っていたヒデ・・・
「ヒデ、お父さんわかってるね・・ヒデのことずっと待ってたんだね・・・」
握りしめた手には涙がこぼれていた。
そして、S叔父さんの目にも涙が流れていた・・
会えずにいたらお互い後悔する人生になってしまう・・親戚の誰もがそう思っていた。
15年ぶりの父との再会で仲直りしてほしくて・・
私はそっと病室を出ました。
1度目は4~5年前位に、手のしびれと頭痛と高血圧が重なり・・その時は処置が早く後遺症が残らなかったという・・
そんな思いをしながらも、S叔父さんは大好きなお酒とタバコは止めようとはしなかった・・
S叔母さんはその時も長男ヒデに相談したが、ヒデは・・
『あいつなんて、何があろうと俺は知ったこっちゃない!!もうあいつの顔なんて見たくない!!』・・・と。
3年前、S叔父さんと会ったとき体調を聞いたら・・
「お酒は止められないからね~・・持たないかもな~・・でもな、おじさんが早くいなくならないとバカ息子が家に帰ってこれないんだよ・・」
(頑固オヤジの叔父さんも気にしてたんだ・・・)
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今回、S叔母さんはS叔父さんが倒れたことを真っ先にヒデに連絡した・・
実家から車で5分のところに部屋を借りて住んでいるヒデ。
運ばれた病院も近いところだった・・
S叔母さんが泣きながらヒデに、
「お兄ちゃん助けて・・どうしたらいいかわからないから・・」
ヒデは病院に行った。
担当医から説明を受けながらも、ヒデは父親とは会わずに病院を立ち去った・・という。
それを聞いた弟のトモは出張先の名古屋から怒りを堪えて病院へ向かっていた。
仙台からは銀座の母のようなNおばちゃんがS家の事情を心配しながら逸早く病院へ到着した。
私はNおばちゃんに病院の近くまで来たことを連絡し2時間遅れで到着。
皆がいる家族の控え室に案内された…
そこにはS叔母さん、Nおばちゃん、トモがいた…
ヒデは私を外で待っていてくれたらしく、Nおばちゃんが呼び戻してくれた。
ヒデは危篤と言われていた父とまだ再会できてなかった・・・
会ってすぐに私と集中治療室にいるS叔父さんに会いに行った・・
S叔父さんは・・・
目を閉じたまま、不規則な呼吸・・
あらゆる機械や管がS叔父さんの命を繋いでいた・・
(私でさえこんなS叔父さんの姿にショックなのに、ヒデは今どう感じているのか・・)
ヒデに「お父さんの手握ってあげて・・・」
ヒデは恐る恐るそっと手を差し伸べ・・・握った。
「S叔父さん、ヒデが来てくれたよ!わかる?ヒデだよ!」
唯一右手だけ動くS叔父さんは、ヒデの手を握り返した・・
何度もヒデを確かめるように・・・
ヒデに話しかけるように・・・
強く・・・・優しく・・・・
あれだけ父のことをいろいろ言っていたヒデ・・・
「ヒデ、お父さんわかってるね・・ヒデのことずっと待ってたんだね・・・」
握りしめた手には涙がこぼれていた。
そして、S叔父さんの目にも涙が流れていた・・
会えずにいたらお互い後悔する人生になってしまう・・親戚の誰もがそう思っていた。
15年ぶりの父との再会で仲直りしてほしくて・・
私はそっと病室を出ました。