今日3月20日は義父の命日です

義父が庭で丹精していた夏みかん


11年前
他界したとき義父は94歳

大きな病気をしたことがなく
その日も早起きして自分でお布団を干し
朝食もいつも通りとったのです

そのときは突然やってきて
最愛の義母に背中をさすられて
そのまま眠るように…

「大往生」と言われます
私もそう思います

ただ
「大動脈乖離」という疾患を知るごとに
お義父さん気持ち悪かっただろうな
悔しかっただろうなと 思い知らされます

自分の損得は二の次
困っている人がいれば手を差し伸べる
そんな生き方をしていた義父

私が嫁いだとき義父は87歳で
嫁舅として過ごせたのは7年でしたが
若い頃からの生き方だと義母から聞いています

嫁の私にもいつもニコニコニコニコして
可愛らしいお舅さんでした
(お舅さんというよりおじいさんのようでした)

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義父が90歳で元気だった頃
家の中に姿が見当たらず
「父ちゃんどこ?」と義兄が探していたら…


この木に登って剪定していたそうです びっくり
上の方まで登っていて
足しか見えなかったそうですよ 笑笑

明日は夫の実家に行くので
夏みかんの木にも手を合わせてこようかな