昨年末に読んで
記録し忘れていた一冊
ノーベル文学賞受賞作家
また「映画化原作」いう帯コピーに
興味を惹かれて購入しました
「嫉妬」「事件」アニー・エルノー
アニー・エルノーの作品は
ほとんどが自伝的なものだそうです
淡々としたストーリーや言葉選びの中にも
主人公の深い思いが潜んでいる気がする
彼女自身の経験を語っているからでしょうか
「嫉妬」
今の私自分とはまったく違う世界ながら
ふとしたことがきっかけで
主人公のようになり得るかもと思いました
「事件」
凄まじい体験だと思いました
けれど
この体験をした(と思われる)当時の著者は
恐らく周りから見れば
ごく普通の女の子だったのでは…
だからこそ
こんな方法しかなかったのだろうと
思いを巡らしました