昨日読み終えた一冊
「田村はまだか」朝倉かすみ / 光文社文庫


帯には

「読むほどに田村が待ち遠しくなる!」

確かに読むほどに待ち遠しくなりますし

「本当に来るのだろうか」と

読者も気を揉んでしまいます…


スナックのマスターが書き付けている

お客さんの名言イロイロ


人の過去って

忘れてしまえることもあれば

不思議と心に残る場面もあり…


なんのことはない思い出も

小説家の手にかかれば物語になるのだなと

この本を読んで思いました


先日読んだ小説から

朝倉さんにハマっています

→ 平場の月


切ないんだけれど

「切ない」という言葉や動作で飾らない

朝倉作品をこれからも楽しみたいです