保育園児だった50年近く昔
担任の先生が読み聞かせてくれた
ちいさいモモちゃん


一話ずつお話を聞くのが
とても楽しくて
保育園を卒園してからもずっと好きでした

10代の頃飼っていた文鳥には
「モモちゃん」と名づけ
それはそれは可愛がっていましたし

20〜30代の幼稚園教諭時代は
毎年必ずクラスの子どもたちに
モモちゃんシリーズを読み聞かせました

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先日お伝えした
モモちゃんシリーズの「パンツのうた」を
頭に思い浮かべていました


モモちゃんのおうちに電話がついた日
いちばんに電話してきたのは
ひろこおばちゃんでした

モモちゃんがもうすぐ1歳だから
パンツを作ってあげなさい
という電話だったようです 

それで
モモちゃんのママが
たったかた〜とミシンで
パンツを30枚縫うお話

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何歳になっても読んでいて嬉しくなる
文章の素晴らしさはもちろんのこと

1ページをいっぱいに使った
フルカラー挿し絵がまた胸を打つ


オウチちゃんで再現してみましたが
モモちゃんの世界観は真似できませんね


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1歳になる前にパンツの準備をするなんて
今の時代から見ると早く思われますね

当時は ほとんどの家庭で
布オムツを使っていましたから
トイトレも早く始めたのでしょうかね?

でもね
〝ひろこおばちゃん〟から
モモちゃんのママが教えてもらったことは
今の時代にも通じるかもしれません

はじめは、チッコーっていえないで
おもらしするけど、けっして
おこっちゃいけないんですって

だから、こまった、パンツがないわ
なんていわないように三十まいよ

トイトレに悩むママたちが
少しでも気を楽にしてもらえたらな …

〝ひろこおばちゃん〟とともに
そんなふうに願う私の老婆心です