先週金曜日は
姪の小学校の卒業式でした 

えっ 姪の小学校に叔母が参列?
と 驚かれる方もいるかも知れませんね 照れ

私自身には こどもがいませんが
長年保育の仕事をしていることもあり
赤ちゃんの頃からよく預かってきた甥と姪

そんな愛おしさがありますので
ふたりの学校行事には 可能な限り
参加させてもらってきたのです 

姪が卒業した公立小学校は
ひと学年ひとクラスでアットホーム
下の写真が全卒業生28名です

この数日前に
甥の中学校卒業式で号泣した私
→ 

高校に入ると 少しずつ
それぞれの道に分かれていく

私自身の経験上
そのことを知っているので
生徒たちの涙にもらい泣きしまくりでした 


さて 小学校はと言うと
やはり自分の時のことを思い出しますが 

小学校生活が終わる淋しさは
大いにあったものの

私の通っていた小学校と中学校は 
目と鼻の先という近さでしたから 
同じ中学校に進学する仲間が多かったのです 

( 小学校からの登校仲間と
  小学校と同じ通学路を歩いて登校 )

卒業式も 涙 涙 というよりは
これからもよろしくね 
という感じでしたかね  


姪も
公立小から公立中への進学で
卒業式はほのぼのした雰囲気でした 

とは言うものの 
感動で胸がいっぱいになる
そんな場面もありました おねがい

卒業証書授与のとき
名前を呼ばれると大きな声で返事をして
証書を受け取る前にひとりずつ話すのです 

ひとり20秒ほどのスピーチですが
少人数の学校だからこそ
その時間を作れるのでしょうね 

このスピーチが!
小学生ってこんなにスゴイんだっけ?
と 驚くような素晴らしさ キラキラ

一人一人 全員が 
紙も何も見ずに自分の言葉で 
大きな声で真っ直ぐに前を向いて話します 

小さな声で俯いて…
という児童は 誰一人いませんでした

( そういう子がいたとしても 
  ぜんぜんいいのですけれどね )

きっと 
練習もいっぱいしたのでしょう 

でも 私が想像するには やっぱり
仲間どうしの励ましが
大きかったのではないでしょうか

先生のご指導の中にも
あたたかい励ましがあったことも
想像されます 

ただ闇雲に練習しただけでは
あんなに眼を輝かせて発言することには
ならないと思います 

姪のスピーチは … 

私は 小学校生活で
協力することの大切さを知りました

意見が食い違うこともありましたが
そんな時はとことんまで話し合い
お互いを理解することができました 

中学校でも 協力することを大切に
仲間と話し合っていきたいです 

このような内容でした
( 思い出しながら書いたので
  ちょっと表現は違うかも知れません )


姪が充実した小学校生活を送ることができた
そのことが伝わってきて
叔母として心から嬉しく思いました 

他の児童たちのスピーチも
出来るだけ 心に留めたつもりですが … 
思い出せるままにお伝えしますと 

私は 小学校で
仲間の素晴らしさを知りました 
辛いことがあっても
仲間がいるから乗り越えることができました 

ぼくは将来オリンピックで
今頑張っている射撃の選手として
出場したいです
オリンピックの後は 
国際ボランティアに参加したいです 

メンタルを強くしたいです
メンタルが強くなるよう
中学校で色々なことを頑張ります

ぼくは大きくなったら
お父さんの会社を継ぎたいです
そのために中学校では
コミュニケーションを学びたいです 

それぞれ 28名28題の
立派なスピーチでした 

こどもたちたちが考えていることって
大人と一緒だな とつくづく思います 

社会人歴30数年 そして 
家庭では妻である私も

・協力することの大切さ
・仲間のありがたみ
・様々な経験が強いメンタルを育てること
・まとめ役には コミュニケーション力が
   必要であること

私が経験上 少し知っていることを
12歳のこどもたちもちゃんと知っている 

ひとりの人格のある人間として
こどもと接するのが自然なのだなと
あらためて感じました 



甥の時から
運動会の応援にきた校庭にもお別れ

巣立ちの3月は間もなく終わり
出発の4月がすぐそこに 

素晴らしい出逢いがありますように!

↑ 見つめ合う姪と親友
    ふたり とってもいい表情でした 
    お見せできず残念ですが … ハート