わが母の教え給いし歌 | シアワセって そういうこと

今月3日
前橋汀子さんの
バイオリンコンサートに行きました 

2011年
春の紫綬褒章を受章され
2012年
演奏活動50周年を迎えられた
国際的バイオリニスト汀子さん 
私と母は汀子さんの大ファンで
これまでに何度も
コンサートに訪れています 
もともと私は
クラシックコンサートと言えば
オーケストラが好きですし 
自分自身が弾ける楽器は
ピアノなので
バイオリン曲には
明るい方ではなかったのですが
汀子さんとの出逢いから
好きなバイオリン曲が増えました 
今まで知らずにいた曲で
汀子さんの演奏を聴いてから
好きになったもののひとつが
ドヴォルザークの
「わが母の教え給いし歌」
ボヘミアの詩人
アドルフ・ヘイドゥーの詩を
歌曲にしたのだそうで 
「 老いた母が私に歌を教えたとき
    目に涙を浮かべていた    
    私がその歌を子どもに教えるとき
    日焼けした頬に同じように涙が流れる 」
と歌われるのだそうです 
美しく切ない旋律に
私の目にも涙が浮かびました  
※動画は汀子さんの演奏ではありません 
心が洗われ
日常をを忘れたひとときでした  


