先日 

クラシックコンサートに

行ってきました 


場所はすみだトリフォニーホール


私は墨田区民になり10年で

最近 知ったことなのですが


このトリフォニーホールでは

墨田区在住 在勤 在学者には

割引になる公演があるのです


今回はS席が半額でした


こらからも 

大いに利用したいと思います


※割引率は公演により変わり

  割引対象にならないものあります


今回の公演は

『クラシックへの扉』と

題されるだけあって


誰でもどこかで聴いたことのある

名曲 小品集です 


素晴らしいラインナップ!

私も大好きな曲ばかりで

涙を流して聴いて参りました


一曲一曲に 私なりの思い入れがあり

それについては

いつか書きたいなと思います


今日 お伝えしたいのは

指揮と解説をされたこの方 

外山雄三さん


83歳でいらっしゃるそうです


ご本人が年齢を仰った訳ではなく

ただ 解説をされる中で

中学生のときに戦争が終わった?

ようなお話をされていたので


帰宅してから

プロフィールを検索したら

1931年5月生まれとありました


指揮をされるお姿は

まさに矍鑠とされていて

気迫と温かさが

同時に伝わってきましたし


お話がまた楽しくて

わかりやすくって


場内にドッと笑いが起こり

アットホームなコンサートでした


何よりもお茶目だったのが…


鳴り止まない拍手にアンコールで

『ラデッキー行進曲』を

演奏してくださったのですが


タクトを持たない手で

指揮を始められたかと思うと


まだ曲が始まったばかりなのに

さっさと舞台の袖から

退出されてしまったのです


指揮台が空席のまま
観客の手拍子のもとに
演奏は盛り上がりました

「もしかして 外山さん
   具合がお悪いのかしら 」
と少し心配になりましたが…

残された楽団の皆さんが
ニヤニヤしながら素晴らしい演奏を
続けていらしたので

外山さんのユーモアと
名演奏者のメンバーの間に
信頼関係があるのだなとわかりました

今回は新日本フィルの公演でしたが
外山さんはN響の正指揮者だそうです

これからもますますお元気で
ご活躍されることをお祈りしつつ

素敵なひとときを
過ごさせていただいたことに
感謝いたします