夫は今留守中なのですが
義母から私に
「あげたいものがあるから
いらっしゃい」と電話がありました
「お昼ご飯たべないで来てよ」
という義母の言葉に甘えて
お腹を空かせて行きました
「暑い中を来てもらったんだから
せめてちづさん(私の本名)の
好きな野菜を…」
と煮物を用意してくれていました
写真は残った煮物を
お土産にもらって帰って
自宅でいただいたものです
義母の家では この他にも
落とし卵のお味噌汁や茄子の塩もみなど
まさに「お袋の味」を
いろいろ出してもらいました
「高野豆腐 どうすればこんなに
ふっくりできるの?」っ訊いたら
「ちづさんも88歳になればできるよ」
だって…納得です
義母が電話で言っていた
「あげるもの」を見てください!
新美南吉先生「ごんぎつね」兵十の家の
玄関かと見間違うほどのお土産です
義母は 私にお昼ご飯を食べさせて
お土産を持たせたら
「さぁ今日はもう大丈夫だから
家に帰ってゆっくりしなさい」と…
昼間はほとんど一人で家にいる義母
今日はたくさんおしゃべりをして
いっぱいお手伝いをするぞ!
と勇んできた私でしたが
「今度来るときは 手伝ってもらうことを
用意しておくからね」と言って
嫁を引き止めない 義母の潔さと
気遣いにはかないません
家に帰ってから もらったじゃがいもで
ポテトチップスを作りました
昨日は私の母から
「お父さんが年賀状のお年玉で当てた」
缶詰をもらいました
スーパーでは結構お高くて
自分では買わないです
「せっかく当たったのに
もらっていいの?」と訊いたら
「お父さんやお母さんは
これまでに食べてきたから」って …
義母も母も いつも
「うちにはたくさんあるから」
「私たちは食べないから」
と言って 持たせてくれます
アラフィフの娘でも親から見れば
こどもはこども
親孝行できずにいるけれども
あなたが育てた娘が幸せに暮らしている
ということは 間違いありません
