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ご訪問ありがとうございます。
主人、私、娘の3人で暮らしています。

私→30代。基本的に陽気だけど打たれ弱い。
これと決めたら突き進む。凝り性。めんどくさがり。頑固。

2020年1月に2級ファイナンシャルプランナーを受験。結果待ち中。
主人→30代。会社員。おおらか。頑固。
娘→まもなく4歳。天真爛漫。頑固。

 

FP2級試験で学んだことを日々の生活に活かせた経験や、

ついでに試験の重要ポイントも書いています。

週末は家族のなんてことのない日常を綴ることが多いです。

 

専門的な内容でも、なるべく固さのない表現で書けたらいいなと思っています。

 

リラックスしてお読みいただければ嬉しいです。

どうぞよろしくお願いします✿
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こんにちは。

 

ある日のこと。

娘が寝る前にのどが渇いたと言い、

主人は寝る前だからと、コップに水を入れて娘に渡しました。

娘は水が嫌だと言って、コップを押しのけてわざと倒しました。

水はこぼれてしまいました。

どよーんとした娘とのやり取りです。
 

私「コップ、わざと倒していいの?」

娘(首を横に振る)
 

私「お水用意したのに倒されたら悲しいと思わない?」

娘(首を縦に振る)
 

私「謝れる?」

娘(首を横に振る)
 

私「謝れないの?」

娘(首を縦に振る)
 

私「どうして?」

娘「…だって…むずかしいから…」
 

私「でもお父さん悲しいんじゃない?せっかくお水くれたのに。

お友達に悲しくなることされた時、ごめんねって言われるでしょ?」

娘「…」
 

※というやりとりを2~3ターン行う


私「謝れる?」

娘「・・・うん。お母さんもきて~」
 

と娘に手を引かれ、キッチンに戻って食器の片付けをしている主人のところまで行って

ごめんねと謝ることができました。

 

「だって…むずかしいから…」

娘は絞り出すように言いました。

その時の自分の気持ちを懸命に表した言葉だったのだろうと思います。

「嫌だから」でもなく「悲しいから」でもなく。
 

大人同士のやりとりならば、

「どうして謝りたくないのか?」に対して「難しいから」と返すのは、

質問の答えになっていない、ということになるかもしれません。


だんだんとお話が上手になってきた娘。

欲しいものややりたいことを伝られるようになり、

その日保育園で何をしたかを教えてくれるようにもなりました。

 

最近はどう思ったのか、なぜそうしたのかを聞くと、

気持ちや理由を答えてくれるようになりました。


思いを伝えられるようになったこと。

成長をうれしく思うだけでなく、

どんな言葉で表現されるのか、ワクワクして聞いています。

 

まだ語彙が少ない中で、一生懸命考えながら選んだことばに、

娘が自分の頭や心と向き合った気持ちが

ぎゅっと詰まっていると感じて、

その短いことばの中に詰まっている娘の気持ちを、

できる限り汲みとってあげたいと思っています。

「だってむずかしいから」と言われて、

「それってどういう意味?」とは聞きませんでした。

むずかしい、という言葉には、


“お水以外のものを飲みたかったけど叶えられなかった。

気持ちを抑えられずにコップを倒してしまった。

いけないことをしたとはわかっている。

でもすぐに謝れるような冷静な気持ちではない。

お水以外のものを飲みたい気持ちがまだ残っている。”


そんな複雑で言葉に表し難い気持ちが込められているのかなと。

答え合わせはできませんが、

娘は私に向き合って寄り添ってくれたと感じてくれたのではないかと思います。

そういう感覚には自信を持ち続けて娘と接していきたいです。

それが私がお母さんとしていることの軸なのかもしれません。


まだまだひよっこ母ちゃんでわからないことだらけですが、

育児って、一つ一つのことを大切に積み重ねていくことの

繰り返しなのかなと思います。
 

ふと頭に浮かんだのが折り紙です。

 

折り紙を重ねていく。

すぐに高く積み上がるわけではないけど、1枚1枚は色とりどり。

遠くからで見ている人にわからなくても、

近くにいる娘、私、主人にはちゃんとわかる。

そんなふうに、家族の時間が過ごせたらいいなと思います。

あえて付け足しますが、
これは食事やお風呂が全部終わった夜の出来事。

朝とか出かける前なら、こんな風にじっくりやり取りするのは無理ですね。

誰よりも早く私が「んもぅーーーー!!!」ってなりますよ。

ですよねですよね(笑)


本日もお読みいただきありがとうございました。

 

ずんだあんと桜あんのお団子。春春春。