レシピはユンソナさんのブログを参考に。
6年越しのチャレンジでした。
もう食べられないと思っていた浅漬け。
拍子抜けするほど簡単でした。笑
以下、長文。
✳︎✳︎門前仲町の今はなきマグロ専門店の思い出✳︎✳︎
その日に仕入れた極上のマグロを使った鮪丼を
ランチで食べられる夢のようなお店がありました。
マグロ一筋の家業を継いだ三代目。
日活にいたこともある、
昭和のワルな二枚目ダンディ。
三代目の奥様は韓国の方で、
その奥様の叔母さまが料理人で、
その叔母さまの浅漬けレシピを受け継いだ奥様は、
毎年冬になると、キムチの浅漬けを作るのです。
「11月の終わりにまた必ずおいで。」
そうなんです。
期間限定でマグロキムチ丼が食べられるのでした。
粗挽きの韓国の唐辛子を見せてくれたり、
泳いでいるマグロは同じでも、
鮮度を保つ技術の違いで味は雲泥の差とか、
内緒で美味しい港を教えてくれたり。
待ちに待った11月の終わり。
キムチマグロ丼のキムチは、シャキシャキして、
辛味がマイルドで旨味が凝縮していてビックリ‼️
「美味いだろ?」と嬉しそうに煙草を吸う三代目。
奥様のことが大好きなんだなあ。
そのお店が休業して、
そのうちにエスニックのお店になり、
三代目がどこに行ったかもわからなくなり、
キムチの浅漬けが食べたい私が残されたのでした。
先日、ジュピターで粗挽きの韓国唐辛子を見つけて
もしかしたら作れるんじゃないかと検索したら、
ユンソナさんのブログにたどり着きました。
まだまだ改良の余地あり。
精進します。
