2月9日(金)に帰京して飲みに行って「あれ?お酒が進まないなあ」と思いました。

翌日は買い物に出かけました。

スニーカーで出かけたのですが、足首がスースーして寒さを感じました。

雪もなく、日差しが暖かい東京なのに。

2月12日(月)にまたしても飲みに行きました。

若干の体調不良を自覚しながらも「大丈夫だろう」と過信していました。

 

ダメでした。

 

その日から、おなかの調子が悪くなり、いわゆる水下痢状態になりました。

こうなったら、水毒は出すに限りますので、自宅療養です。

(2回ほど出かけました。なんとかコトなきをえましたが大変でした)

 

ビールを飲んだのは、文字通り誘い水であって、原因は「蓄積疲労」です。

母をホームに送り届ける2日前から電池が切れかかっていましたし、

送り届けたあと、実家の掃除や片づけ、洗濯も気力を振り絞っていました。

食料品を食べきるため、インスタントや出来合いに頼った食生活。

そのまま帰京して、体力もなく、そのまま、いい加減な食生活に突入。

外気温は東京のほうが暖かいですが、屋内は実家に軍配が上がりますので、

やっぱり冷えてしまったのだと思います。

 

それに、実感は薄くとも、今までの母の妄想や、

ほぼ毎日かかってくる実弟からの相談やや報告やら愚痴の電話、

耳を澄ませて眠っているので熟睡しておらず、

休まることのない神経などなど。

 

心身ともに限界だったのでしょうね。

 

たった半年で、ここまで疲れてしまうのです。

何年も介護をされてる方々の蓄積疲労たるやいかに?です。

 

昨日、たまたま見ていたテレビ番組で阿川佐和子さんも、

「佐和子、この(介護)状態がすぐに終わるわけじゃない」

「何年も何十年もこちらが老いるまで続くこともある」

「だからいい加減に手を抜きながらやりなさい」

と、諸先輩方から教わったそうです。

 

私は、第1回目のゴールが設定されていたので、短期決戦で頑張りました。

そして、療養を経て、8日間かけて、やっと荷を解いて洗濯をしています。

スーパーで食材を買って料理をする気になれています。

やっとです。

 

私の目安。

最初の1週間は無理をしない。

食べるものも、消化の良いものを少しだけ食べる。

本を読んだり、近所を散歩したり程度にする。

あとはひたすらに寝る。

 

ふう。