金曜日の夜に、同世代の女性と会食していたときのことです。

 

私「あたしね、反抗期にちゃんと『クソばばあ!むかっ』って言っておけばよかった」

友人「私も!」

 

そんな会話になりました。

 

長女の私たちは、つい我慢することを覚えてしまい、感情を吐き出さずに大人になり、

でも蓄積している鬱憤や不満は消滅することはないのです。

そして、誰かに八つ当たりしても解消できません。

本人にぶつけるしかないのです。

 

でも私たちは、それができる反抗期にやりませんでした。

反抗する気力すらなかったというほうが正しいかもしれません。

長期間で身についてしまった「話しても無駄なんだ」という諦めの感情は、

親に自分の感情や気持ちを伝えることすら止めてしまうのです。

 

そして、その最後のチャンスは、思いがけないときにやってきました。

そうです、母が認知症になり、私に向かって罵詈雑言を浴びせてきたその瞬間です!

私も思っていたことをほとんど全部と言っていいほど、ぶつけ返しました。

 

きっと東京だったら通報されているかも。笑

 

「やるなら今しかないよね」

「認知症が進行すると弱ってくるから今度は言えなくなっちゃうし」

「遅い反抗期を終わらせよう」

 

ははは。ものすごい会話だ。笑