私と実弟と甥っ子の3人で静かにテレビを見ていたら、むくりと母が起き上がり、しばし布団の上で座り込み、その時点で実弟と甥っ子は二階に避難させました。

トイレに行き、リビングの灯りを消したので「ん?」と母の顔を見たら、いきなり「お金返して!」と詰め寄られました。怖かったー!

通帳と印鑑と財布をすぐに渡しました。

でも大丈夫。
生活費は前もって抜いてありますし、登録した印鑑は私の手元にあります。保険証も確保してます。

こちらも防衛していかなくては!

それは、介護する私達のためでもあるし、まあ、母のためと言っても、本人はわからないですしね。

今は通帳の全部に目を通して、
「お金がなくなったら、どうするんだろうね」
「死ぬしかないんだろうね」
「生きていても皆んなに迷惑だしね」
と、言っています。

そうは言っても頭の中で気になることは出てくるようで、私の東京の家賃の心配をしています。
ありがたいですね。

それにしても、久しぶりの「お金!お金!」スイッチが入った日に遭遇してしまった甥っ子のメンタルが心配ですが、実弟が事前に話しているので、あとはアフターケアをしてもらおうと思います。