辛い。何をどうしても辛い。

何の涙なのか、わからない。

母さんの認知症がショックなのと、東京を引き払うことと、

松前に住むことと、誰とも分かち合えないと思っていること。

 

でも、どこかで醒めている自分もいる。

もしかしたら、悲劇のヒロインになっているだけ?

 

元同僚の仲間たちには、事前に話しておかないと。

週末の食事会で、どうして当日に話して驚かせようとしているのか。

 

ドラマティックにしたいだけだ。

 

それは相手に失礼だ。

気がついて良かった。

 

夢。

 

大量の洋服を持ってバスに乗ろうとして、

捨てたくないコートを持って部屋に立て篭もろうとして、

鍵をかける前にドアを押されて、私が必死で押し返している。

 

起きたら疲れていたよ。

 

母さんの世話をすることだけがよいとはいえない。

母親としての喜びも味わってもらおう。

 

小林麻耶さんがブログで素敵な詩を教えてくれた。

 

バス車中にて

一人で好き勝手にしていることが自由ではない。

拘束されたり限られた状態で、どれだけ魂を解放できるか?それが自由だ。

 

千軒の大自然を見ながら、そういえば私は北海道の自然を撮影したい、

廃墟を撮影したいと何度も思っていたなあと。

願いが叶うわけだ。

 

30年来の友人仲間と元同僚の仲間たちにメールした。

北海道に移住するよって、東京に帰る道中でメールした。

 

スッキリしたわ。