2022年11月17日に発売されたゲーム【SympathyKiss】五月女光基ルートの感想です。

 

 

2022年、私の乙女ゲームオブザイヤー1位の作品、【SympathyKiss】(シンパシーキス)の個別ルート感想です。

発売後すぐにフルコンプしてますが、好きすぎて、逆に感想書けなかった(笑)

何ででしょうね。好きだと書けそうなのに私は逆に書けなくなることが多い気がします。

好きすぎてまとまらなくなるのかな。

 

最近は時間もなくてフルコンプ感想のみで終わることが多いんですが、五月女光基くん、推しなので久々に個別の感想を書いてみようと思いました。

 

オトパ2023にも参加してた作品なので、興味を持たれて今からプレイしてみよう!という乙女ゲーマーさんもいらっしゃると思います。ただこの記事はネタバレしまくると思うので、プレイ後に読んでもらえると嬉しいです。

 

注意推しなのでテンション高めです。注意

 

 

 

【SympathyKiss】感想①五月女光基ルート

 

 

注意以下ネタバレ有りです注意

 

 

 

 

 

 

 

光基は距離感バカって紹介されている通り、最初から距離が異常に近いしフレンドリーなのに、光基ルートで一緒に仕事することになると急に突き放された感じがあって、えええ?ってなる。

朱里ちゃんが自分でちゃんと反省するように、確かに、光基の言ってることも正論ではある。でも光基もさ、言葉足らずすぎで、もう少し言ってくれないとわかんないよ~と思っちゃうけど朱里ちゃんはちゃんと行動して理解しようとするのが偉い。そんな朱里ちゃんだから光基も変わっていくんだろうけども。

なのにSPIN-OFFで彼の考えてたことを読むと、可愛い。付箋のエピソード可愛すぎか。そしてもうこの時点から朱里ちゃんの存在が少しずつ光基に変化をもたらしているという事実がたまんないな。

最初は屋上で抱きしめるの早くない?とも思ったんだけど光基ルート2回目やったら分かりました。もうこの時点で朱里ちゃんのこと好きですわ。しかも選択肢によっては朱里ちゃんもOKするので。合法ですにっこりたぶん。

 

Ep.2では榎坂先輩にめちゃくちゃ嫉妬してるし、もう大好きだよね、自覚なさそうだけど。朱里ちゃんもさ『気づかないふりをしたかった』だけで好きじゃん、完全両想いじゃん。

なのに、最初のキスが両想いなのに両想いじゃないキスなのが最高!!SympathyKissー!!

SympathyKissのsympathyが、共感とか共鳴って意味もあるけど私が調べた辞書で最初に出てくるのは「同情」だったんですよ。それがちょっと引っかかってて、でもPVとか見てたら糖度高そうな作品だし、共感とかの方の意味かなって思ってたんだけど、これだ……。これがsympathy kissなんだ……って思いました。

光基は一応、抵抗する余地を残してくれていたと思うんだけど、揺れる光基の瞳を見て、受け入れた朱里ちゃんの気持ちは「同情」寄りだったのかもなーって。

もちろん光基が好きっていう気持ちがあることが前提ですけども。

そして朱里ちゃんが買ってきた差し入れのコンビニスイーツを落とした音で正気に戻るのもいい。自分が前に差し入れたのと同じ内容を、自分を気遣って持って来てくれた朱里ちゃんに、あんなキスをしてしまったと気付いて、自分も傷つくよね。好きな女の子を傷つけちゃって傷つく男、大好物よだれ(乙女ゲームに限る)

翌日の朱里ちゃんが光基が自己嫌悪しているだろうって考えて自分のせいで嫌な思いをさせたくないとか、めちゃくちゃ健気すぎん??ちょっとくらい怒ってもいいんだよ?いや怒らないから朱里ちゃんなんだ。好き。

 

光基は高校時代から成長してないっていうより、高校時代の出来事があって、誤解されて、否定しても誰も聞いてくれなくて、孤立したから、変わることが出来なかったんだと思うんだよな。理解してくれないならいいやって諦める方が簡単だし。実際、仕事に対してもそういう姿勢だし。

そんな光基に朱里ちゃんが向き合っていって、エスターシ編集部の皆が孤立させなかったから、変わることが出来たんだろうなと思う。

あの康ちゃんですら、光基を心配(?)して朱里の背中を押してくれて、なんだかんだ言ってみんな光基のこと大好きかよニコニココバさんすっごく良い上司だし、こんな女性の先輩いたらいいのに、な大江さんもいるし、エスターシ編集部最強ニコニコ

大江さんは朱里ちゃんって呼んでくれるのに朱里ちゃんは何でずっと大江さんなんだよぉぉ。奈波さんって呼んで欲しいよぉぉ。

 

ちょっと光基ルートからズレる話だけど、光基√でも康ちゃんがちょっと怪しい動きしてるのよね。最初にプレイした時はあんまり気にならなかったんだけど、湊康平ルートをクリア後に光基ルートをやると分かってしまって苦しい。自分がそんな状態なのにさ、あの康ちゃんが光基の窮地をみて、ガラじゃないといいつつ行動してるところがいい。

光基と康平の関係性好きだなー。友達、ではないんだろうけどさ。なんかね。信用?信頼?はしてるみたいな。

 

五月女光基、推しなんですよ。

光基ルート楽しいです。でもね、ひとつ言わせてほしい。

尺、尺が足りてない。

光基ルートの内容を全部やるには少なくてもEpisode.07が必要でしたね。Ep.6がすんごい駆け足になってしまったのがもったいない。

榎坂先輩の退社のエピソードはもう少しじっくり描いて欲しかったー!

特に朱里ちゃんと『出会ってしまって』変化した光基と榎坂先輩の和解はもっとじっくり描いて欲しかったなと。

青木Dが光基はセンター男って言ってたからEp.7まであっても良かったのでは?と思う一方でシンキスの好きなところの一つに「メインヒーロー」「真相男」がいない、だれも贔屓してない、というところもあって、光基だけEp.7まであったら、それは違うのかもとも思うので。うん、打開策としてはEp6をもうちょっと長くすればよかったんじゃないかな(笑)それか全員Ep7まであれば良かった(笑)

 

朱里ちゃんも言ってたけど榎坂先輩の気持ち、分からなくもないんだよね。光基みたいな後輩がいたら、劣等感持っちゃう気持ち。だから、榎坂先輩が間違う前に、朱里ちゃんに出会って変化する話も見てみたい。つまり、榎坂先輩ルートくださいよだれ

FD出るでしょ??出るよね??その時に榎坂先輩ルート追加して欲しいなぁ。ただのサブキャラにしておくのはもったいない!

 

シンキスはCERO:D、CERO:D言われてるんですけども、意外とちゃんとイチャイチャするの終盤なんですよね。(違う人もいるような気もするけど)

光基も自分の問題が落ち着くまで我慢するし。そういう理性で抑えられる大人な一面があるところも好き。

 

ヘッドハンティングの話もあっさりすぎ。尺だよ、ここも尺が足りてないよ爆笑もったいない!

こんなにあっさりならヘッドハンティングの話はLoveEDだけで語れば良かったんじゃないかなー。

PerfectEDの流れでもヘッドハンティングの話を入れるならもう少ししっかり深堀りして欲しかったです。

PerfectEDは光基の言ってることもわかるし、光基の変化はとても嬉しいけど、それでも彼氏の実家への挨拶は事前に教えて欲しいな(笑)手土産持っていきたいよ。

ただスチルの笑顔が良すぎたので、良しとします。光基らしいといえば光基らしいし。

朱里ちゃん頑張れw

シンキスは基本的に優しい物語なのでJobEDもほっこりで良かった。光基の過去とか榎坂先輩の関係を考えるともっとダークな、BADエンドとかも作れそうだったけど、こんなハッピーばっかりの作品もあっていいと思うハート

 

OP曲の「BYE MY LIFE/FOUND MY LOVE」の2番の歌詞が光基と朱里ちゃん……!!作詞家さん天才か……ってなるので光基推しの方はぜひフルで聞いてみて欲しいです。

 

 

 

 

 

上矢印ネタバレはここまで上矢印

 

 

 

 

 

これ毎回言うし定型文ですけど、乙女ゲームはどの作品もツッコミどころはあります。

 

現代ものだしリアルに近い世界観だけど、シンキスもファンタジーだと思ってます。

シンキスはシンキスという世界の中のお話です。それでいいのよ(笑)楽しもう音符

 

あーシンキスのFD欲しいよぉぉぉ(出るまで言う)

 

以上ですw

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました音符