確かな未来がほしい。
確かな自信がほしい。

あたしはいつも不確か。
デッサンなしに絵を書くような。
公式を知らずに数学の問題を解くような、そんなもの。

「道」は作った。
砂利だらけの地面を足で蹴って、小石をどかしただけの道。

でも先が見えない。
暗くて、霧がかかってて見えない。
見えているのは自分の足下だけ。
ヒール靴を履いているわけでもないのに、何故か足下がフラつく。
ほらやっぱり不確か。
懐中電灯も持たずに、道をつくってしまった。
その前に霧はどうする。
…あぁ、やっぱり歩けっこないんだ、こんな道。
今更引き返そうにも、暗くて戻れない。


この道の向こうで、「自分」を掻き消すことができる。
だからこの道を選んで、つくった。

こんな自分、大嫌いだ。
消えてしまいたい。