方程式 | primary colors

方程式

僕は多分踏み出す事を恐れている
言葉の数が足りなくて気持ちの一つも
表せない
こんな世界に不安も感じる
誰かがいないと吠えられない
「一つだけ」を手にする事を恐怖に思う

「君がいて、僕がいる」
この公式に絶望する

一人で生きられないはずなのに
一人で生きていかねばならない
そういう矛盾をどうやって
僕は僕に理解させよう
憂き世は容易く生きられない

誰かが勝てば誰かは負ける
誰かが笑えば誰かが泣く

道理や筋の概念は初めから存在なんてしていない
僕は今日も笑ってる
明日もきっと笑ってる
容易く生きていけないはずが・・
なぜか君に救われて
今も自然と笑っているよ・・・