神戸にこだわりのお顔そりを長年続けている理容師Sちゃんがいます。
「日本剃刀」という剃刀を使ったお顔そりです。
研いで、刃の状態を保つことから
お仕事がスタートします。
Sちゃんは理容の仕事に就いた20数年前から
ずっとその技法を守り
最初はお父様が行っていた研磨も
今では試行錯誤しながら刃付けもすべてご自分でされています。
その方から、貴重な剃刀を一本プレゼントしていただきました。
新品の剃刀に刃をつけ馴染ませるところまでして
送ってくださいました。
それが、こちらの剃刀です。
 

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Sちゃんが日本剃刀でのお顔そりで努力されていることを知った

関西の先生が、使わなくなった剃刀をご提供され(下の御写真)

その中のひとつの剃刀です。

 

 
剃刀のここのところに刻印がされています。
  

 

素晴らしい研究団体「芸美会」様のマークです。

この剃刀の、元々の持ち主だった先生も

その昔、剃刀に刃をつけることから始めたということです。

私も、高校を卒業して勤めたお店で閉店後

砥石と剃刀に向き合いました。

ほんと、苦手でダメダメでしたけど良い経験でした。

 

本レーザーでも、替刃剃刀でも

それを使いこなすことがプロの仕事です。

どちらにも、良いところがあります。

比べるものではありません。

替刃の剃刀も、刃にもホルダーにもこだわりがあります。

 

Sちゃんの研いだ剃刀は、驚くほど刃先が優しくまろやかです。

デリケートな女性のお肌に

また、女性のお肌も様々なタイプ、状態があることを考慮して

肌別に剃刀を選び、お顔そりをされているそうです。

 

私は、東北での講習がひとつのきっかけとなり

昔使っていた西洋剃刀を再び手にするようになりました。

それと同時に、日本剃刀にも意識を向けるようになりましたら

不思議ですね、私のもとにはご縁をいただけた日本剃刀が

ぞくぞく集まりはじめました。

その剃刀の写真を撮りSちゃんに見ていただきましたら

「日本剃刀の大御所のメーカーの寄せ集めで良いですね。

これだけあったら、硬い剃刀から柔らかい剃刀まであって

全ての女性のお肌に対応できると思います」というお返事。

さすがです。

西洋剃刀もそうなんですよね、剃刀すべて違うのです。

使い分けができるんです。

まさに職人技です。

 

替刃剃刀なら、フローレーザーでの

「剃られている感覚がないほどの優しいシェービング」を

これからも自信をもって行っていきます。

 

私のお顔そりへの想い

こだわりは

これからも続きます。

 

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