本日から2月です。
まだまだ寒い季節ですが、よろしくお願いいたします

文旦のピール、美味しいですよ。
ところで、先日の講習でも
また、そうでないところでも
私は、「言葉遣いがきれいですね」と言われたりします。
いえいえ、普通ですけどね。
私の父親は、私がまだ小さな頃から
言葉遣いやお行儀には、とても厳しく
いつも注意を受けていました。
ですから、父親の前では知らず知らずのうちに気をつかっていました。
中学生になると人前で「お父さん、お母さん」などと言えば
「父、母」だと正されましたし
電話の受け答えも、細かいことも注意をされました。
とても窮屈で、「どうしてうちはこんなに厳しいの」と思っていました。
高校を卒業して東京に出たときは
勤めた先のお店の先生に若干のイントネーション(方言)は
指摘されましたが
言葉遣いは、指摘を受けることはありませんでした。
逆に、たまに帰省すると
またまた父に「言葉遣いが悪くなった」と言われたものです。
その影響で、私も自分の息子には言葉遣いは躾たつもりですが
やはり今どきの若者ですので
とんでもない言葉を口にすることがあります。
ため息しか出ません。
ですが、それは親の前だから、、、
そしてもちろん友人との会話はめちゃくちゃな言葉を遣っているようですが
近所の方や、バイト先ではどうやらまともな言葉で会話をしているようです。
「父も母も外出していて、私だけです」というように。
へーーーーーーーって感じです。
でも、それはとても大切なことです。
使い分け、ケースバイケース、相手に合わせて。
私も友人との会話では、おかしな日本語も使います。
ですが、日本人に生まれて日本語はとても美しい言語です。
たった一度の自分の人生で、自分の口から発する言葉が
荒々しかったり、正しくなかったり
社会人としてふさわしくなかったりしたら
それは、私の望むことではありません。
講習で各地を訪れると、その先のことば方言に癒されます。
良いものですよね。
私は、生まれて10歳まで東京に住んでいたので
信州の方言はほとんど染みついていないのですが
どこの地方の言葉であっても
お相手に対する敬意を忘れず発することができたらよいと思います。
自分の言葉を一番近くで聴き
一番多く聴くのは自分自身ですから。