さて、9月に腱鞘炎と診断されたわけですが…
その後、どうなったかを報告させていただきます。
まずは処方された薬で、痛みが半減しました。
それまで、市販の薬(AdvilとかTylenol)を飲んでも効かなかったのがウソのように、2日後には痛みはあるものの我慢できるくらいになって、仕事も普通にできるようになりました。
パソコンでショートカットをよく使うのですが、ものによって痛みが強く出ることはあっても、キーボードの角度を変えたりして(自分を「痛くないぞー」と)胡麻化しつつ仕事をする感じでしょうか。
その後、紹介された理学療法士(Physiotherapist)に詳しく診察してもらいました。
紹介された人は手を専門に見る人だそうで、その人からも「明らかに使いすぎ。理学療法で傷みを軽減する手伝いはできるけれども、それは一日15時間働けるようにするためじゃない。一日8時間以上働かずに済むように、働き方を見直すべきだと思う」と言われました。
ごもっとも…なのだけど…人手が足りない上に、仕事内容が増えていく一方(プロセスがどんどん変わって、タスクが増える一方でした)なので、「どうやって仕事時間を減らせっていうのよ!」と
反発心が沸き上がっていました。
でもまあ、彼女に言われて労災(WCB:Worker's Complensation Boardにレポートを)申請をすることにしました。
労災、ってものすごく大事(おおごと)のような気がして気が引けたのですが、ドクターからも理学療法士からも言われたので、上司に相談。
そこから話がどんどん進んで(手続きは面倒ではあったけれども)、WCBの人も親切で、1か月少しかかりましたが(現場での事故、のようなわかりやすいものではないので、時間をかけて負傷をする腱鞘炎のようなタイプは審査に時間がかかるようです)、審査に通ったと連絡が来ました。
これで、理学療法も処方箋の薬も、リハビリに必要な簡単な器具(下にあるようなもの)も全額出してもらえることになりました。
理学療法は最初が1回に8千円から1万円かかるものを週に2~3回を12月半ばまでなので、とても助かります。
今回は誰が見てもオーバーワークによるものだと診断されたのに、変な遠慮をして申請をしないつもりだったので(日本人的な考えでしょうか)、上司やDGの「申請が通らないこともあるのだから、公正な目で審査をしてもらうほうがいい」という後押しのもとに申請をすることができました。
そんな感じで週2回で理学療法に通っています。
今日は会社から新しいキーボードも届きました。
角度があるので不安だったけれども意外に使いやすい。少し練習すれば普通にタイピングできるようになりそうです。
これで傷みが減ったのが悪かったのでしょうか…。
更なる試練が待ち受けていたのでした。
続きはまた。