オーバーナイト法で作るパンはコネなくて良いので楽ですが、パンが食べたい!と思いついてすぐに作って食べるわけにはいかないのが難点。

先日作った手ごねのパンは20分の汗だくのコネ作業から発酵時間を経てできるまでが3時間ほど。

そんな時に見つけたのが、いつものBigger Bolder Bakingのサイトで見つけた1時間でできるディナーロールのレシピでした。

 

1 Hour Dinner Rolls Recipe - Gemma’s Bigger Bolder BakingMy 1-Hour Dinner Rolls are brushed with garlic butter and lovely enough for a Thanksgiving dinner, but easy enough for a weeknight comfort meal.リンクGemma’s Bigger Bolder Baking

 

使うものはスタンドミキサー。


前々からDGが欲しがっていたのですが、置き場所に困るという理由で却下していました。


そんなうちにあるのは、同じくキッチンエイドのハンドミキサー。


これと同じようにパンごね用の鉤形のニーダーが付いています。


スタンドミキサーに比べたら時間はかかりそうですが、手ごねよりは早そうです。ネットで見ると適正な量は300グラム以下という事だったので、分量を半量にして作ることにしました。


感想としては「コネ時間は短いけれど、結構大変」でした。生地が重くて、全体を万遍なくこねようとすると、ボウルをしっかり持ちつつ、ハンドミキサーを生地に押しつけ流ようにしなければいけません。腕が痛くなりました。


そして怖かったのはモーターが焼き切れてしまうんじゃないかと思うほどにハンドミキサーが熱くなった事でした。


これは…たまにならいいけれど(月に1回とか)、頻繁に作ったらハンドミキサーがすぐに壊れそう。


友人のMさんが「頻繁に作るならスタンドミキサーを買った方がいいよ」と言ったのもうなずけました。


それでも10分くらいでグルテン膜が張るほどにこねあがったのは嬉しいです。今後はてごねにするかハンドミキサーを使うか迷うところです。


ちなみにパンのコネ型を学ぶのはこちらのビデオがオススメです。


さて、発酵時間はレシピでは両方とも20分ずつですが、そのためには暖かい部屋、オーブンの発酵機能、あるいは湯煎を使うなどして発酵を速めないと無理そうでした。


私はオーブンをオンにして1分後に切って、ほのかに暖かいオーブン内での発酵を試みましたが、20分ではフィンガーテストにパスしない発酵具合。

 

フィンガーテスト(フィンガーチェック)とは - クックパッド料理の基本リンククックパッド

 

追加で20分、合計で一次発酵は40分かかりました。


成形後に2次発酵も20分では短くて、30分かけましたが、ここも40分くらいかけた方が良さそうでした。



ここに溶かしたバターにミンスしたガーリックを混ぜたものを塗って400℉(200℃)で20分焼成。


焼きたてに溶かしバターを更に塗って出来上がり。


1時間では出来ませんでしたが、思い立ってから(3時くらいから始めて)夕食の時間にちょうどいい感じにできました。




DGの希望で、次男くんが作ったミニハンバーグを挟んでスライダー(ミニバーガー。パブなどでポピュラーなメニュー)にしました。


バーガーが厚くて分厚いミニバーガーになりました。


サイズ感が分かりにくいですが…女性の手のひらにおさまるか、やや小さいサイズかな。


私は3個、DGが4個、次男くんが5個食べました。


美味しかったです。


ディナーロールは、その前日も作ったのですが…私はそのままの方が好きかも。そのままの方がガーリックバターの風味が感じられて美味しかったです。


スライダーの時はガーリックバターはなくても良さそうです。


きっとまた作ると思います。オススメ。