タカコ・半沢・メロジーさんという作家をご存知でしょうか。

 
イタリア在住でイタリアに関するエッセイ集やレシピ本を出しています。
 
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私は彼女の、読むだけで気持ちが明るく上向きになり、ウキウキと幸せな気持ちになるエッセイ集が大好きで、そこで紹介される簡単なのに本格的で美味しいイタリア料理のレシピも大好きです。
 
エッセイ読んでいるうちに自分でも作りたくなって、彼女がレシピ本を出される前からエッセイ集からレシピを書き取ってファイルしていました。
 
以前にも彼女のレシピで作ったプリンを紹介しましたが…
今回はパン作りを始めたこともあってパネ・トスカーナ(トスカーナ風パン)を作る事にしました。
 
下に材料と作り方を書いておきますね。
 
レシピと変えたのは分量と成形。
 
ドライイーストが小さなパックに8gずつ入ったものだったので、分量をすべて1.5倍にしました。

成形は大きなパンを焼いて切りながら食べる方が好きなのですが、次男くんは切ってないと食べないので、思い切って生地を8等分にして8つのミニパンを作りました。
 
材料を1.5倍にしたので、8等分でちょうどいい感じ。材料このままならば6等分くらいがちょうどいいサイズかもです。
 

材料からも分かる通り、シンプルな田舎風パン。これにオリーブオイルとバルサミコ酢とつけて食べたり、ブルスケッタの具(トッピング?)をのせて食べたり、トマトソースのパスタに添えて、お皿に残ったソースを絡めて食べるののに良い感じのパンです。
 
慣れたらローズマリーを混ぜてみたり、上部にクープ(切り込み)をいれてオリーブオイルを垂らしてから焼くのもありかな、と思いました。
 
 

【パネ・トスカーナの材料と作り方】

ぬるま湯(30ccまたは大さじ2)砂糖(小さじ1/2)を加え、ドライイースト(5g)を入れる(砂糖はイーストの活性を促すために必要なので省かぬように!)。

 

1~2分たったら混ぜる。10分ほどで泡立つが、泡立たないようなら湯煎にかけて発酵を促す。

 

水(100cc)を人肌に温め、強力粉(200g)を、まずは1/3量入れ木ベラでよく混ぜた後、残りの粉を加える。

 

発酵したイーストを加えて木ベラでよく混ぜる(好みに応じて塩を1つまみ入れても良い)。

 

手で軽くまとめ台に打ちつける(最低でも30回)。その後、手でこねる(20~30回)

 

生地を丸め,大き目のボウルに入れる。厚手ビニール袋を被せ空気を抜くようにし、しっかり留める。ボウルがないならビニール袋を三重にして入れても良い。このまま冷蔵庫で8時間以上寝かせる(この状態で2~3日もつ)。

 

取り出した生地は揉みなおしてガスを抜き、楕円形にまとめる。


⑧オーブン用皿に軽くバターを塗り、小麦粉少々を振って丸くまとめた生地をのせる。35~40℃で1時間弱ほど最終発酵させる。

 

⑨オーブンの温度は高温の250℃に温めておく。パン生地は焼く直前に霧吹き等で水を吹きかける。

⑩オーブンの下段へ入れて15~17分間焼く。


 
【ブルスケッタのトッピングの作り方】
トマトを刻む(種の部分は取り除いた方がいいです)

みじん切りにしたニンニクを合わせ、軽く塩を振り、オリーブオイルを回しかける。

・乾燥バジルを加えるとなおよい

・30分くらい置くと味がなじんでおいしいです。


ブルスケッタの具(トッピング)、と言っていますが、私はこれをゆでたパスタに絡めて食べるのも好きです。


グリルした白身の魚の上にのせるのもいいです。

 

簡単なのに見た目がきれいで、煮込む必要がないので夏の暑い時期によい一品になりますよ。


確かこれもタカコさんが紹介していたと思います。