DGがBC州(ブリティッシュコロンビア州)の北部のFort St. Johnというところで仕事をしていましたが、4月まで現場を凍結することになったので、仕事の予定も調整しやすかったこともあって私もFort St. Johnに行ってきました。

そこから車で2時間半くらい東のGrande Prairie(グランドプレーリー)には私の現場もあったので何度か行った事はありましたが、Fort St Johnは初めて。近くにユネスコのジオパークに指定された場所もあるらしいので、ちょっと期待できそうだし。

カルガリーで飛行機で1時間半くらいかな。

木曜日の仕事が終わってから(6:30に仕事を始めるので、ランチ休憩をなくして仕事をすれば14:30には仕事を終えても大丈夫)飛行機に乗れば18:30には着くので、夕食も一緒にできそうです。

着いたところでDGが「実は…」と切り出しました。

「仕事が1日延びたので、帰るのは土曜日になりそう」だそうです。

私はこの週末は緊急の仕事もないし、延泊は大丈夫。こんな時は家に次男くんが居るのは便利です。早速次男くんに連絡を入れて、バギーラのお世話をお願いしました(お願いしないと一日中寝てるかゲームしてるからね)。

翌日の金曜日は午前中に数時間ほど時間が空いたので、朝食後に周辺をドライブ。ジオパークまでは行かれませんでしたが、周辺は深い渓谷があって景色がよく、離れたところで食事をしている6頭の鹿が見えたりして良かったです。

DGが仕事をしている間、持っていっていた本を読んで過ごし、充実した1日でした。

さて翌日。いよいよカルガリーに向けて出発です。

前日とは打って変わっての吹雪でした。

これから14時間ドライブ…大丈夫でしょうか。

道中にはこんなところもあります。

アメリカのアラスカに向かうハイウェイの出発点という事でMile zero(0マイル)の標識。旗はカナダ、BC州、そしてMile zeroのあるDawson Creek(ドーソンクリーク)市のものです。

ビーバーロッジという街にある巨大ビーバーの像。

吹雪いていて目が開けられないし、髪が大乱れであります。

このビーバー、目つきが悪い…。

吹雪いて視界は悪いし、道は滑るし、道路の線も見えなかったり、2車線の道なのに雪が積もって1車線しか通れなくなっている場所もありました。

案の定ですが事故もあちらこちらで見られました。下の写真は一時道路封鎖にもなった事故でした。20分くらい立ち往生でしたが、そのあと事故処理も終わって通ることができました。

Fort St Johnの現場を朝6時に出発。

家に着いたのは夜の8時半過ぎでした。

私も座りっぱなしで背中、脚、お尻が痛くなりましたが、DGは吹雪の中の長距離運転で本当に疲れたようです。

現場に行く時、帰るときにはいつもこんな長距離運転を1人でしているんだなぁ、と思うと、ますますDGの仕事の大変さが感じられました。

DGは「今回は道中に連れがいたから何時もよりは気分的に楽だった」と言っていましたが…運転を代われないので(運転が苦手なのもありますが、吹雪の中の運転は技術的にも無理だと思うのです)どこまで役に立ったかは不明です。

久しぶりに2人でゆっくり過ごせて話ができたので、私は嬉しかったですけどね。

長い1日でした。