カンパニュラ・ラプンクロイデスという植物があります。
和名はハタザオギキョウ(旗竿桔梗)。
楽天でも売らられているし、人気のようですね。
ちなみに、この辺りではcreeping bellflower (クリーピング・ベルフラワー)と呼ばれています。
匍匐性があるベルフラワーということでしょうか。
蔓性じゃないので変だなぁとは思っていましたが、それは後ほど。
これがうちの庭に出現しました。
あら可愛い

という事で調べてみてわかったのがCreeping Bellflower という名でした。
日本でも人気らしい。
ちょっとツリガネソウ(釣鐘草)ぽくて可愛い。
と思っていたのですが、ガーデニング友だちのMさんに指摘されて知りました。
これ、北アメリカではinvasive(侵略的)な種として悪名が高いのだそうです。
カルガリーでも扱いについて警告されています(Creeping Bellflower)。
訳すと
「いったん定着すると、非常に小さな小さな根の断片からでも増えるようになるため、除去するのが非常に困難です。それぞれの茎(枝)は最大15,000の種子を生産するため非常に簡単に広がります。さらに一部の除草剤にも耐性があります」
扱いについては
・見つけ次第出来るだけ根こそぎ掘り起こしてください。そのときにできるだけたくさんの根も取り除いてください
・掘り起こした植物は袋に入れて埋め立て場に送ってください。コンポストには絶対にしないこと。
という事です、かなり気をつけなければいけないようです。
アメリカ中部のガーデニング記事でも「アラスカの方では侵略植物らしいけれど、この辺ではそこまでは広がらない…」とあったので、暖地で湿度が高い場所では大丈夫なのかもしれませんね。
うちでも残念でしたが根こそぎ抜きました。
でもあまりにも花が可愛いので、数日だけ(タネができるまで)室内で楽しませてもらうことにしました。
それにしても残念。
本当に所変われば…ですね。