2018年はチャレンジが多くて、最後にはくじけそうになっていましたが、2019年を改善と変化の年にしたいと思っていたところに、偶然にも立て続けに3つのモチベーションが上がるスピーチを聞いたので、紹介していきます。

最初はハーバードビジネスレビュー(HBR )のポッドキャストから。

実際のポッドキャストは英語ですがこちらから聞けます。

スピーカーはリチャード・シェリダンRichard Sheridan)、メンロー・イノベーションズMenlo Innovations)のCEOです。

この会社の事は今まで知らなかったのですが、『ジョイ・インク 役職も部署もない全員主役のマネジメント』などの本も出ていて、しばらく前から注目されている会社らしい(リンクは本のレビューのサイトです)。
まずはじめに…インタビュアーも確認をしていましたが、「幸せ(happy)」と「喜び(joy)」は違うというところが一つのポイントに思えました。

仕事もプライベートも幸せなことばかりではない。それでもそこには常に喜びを見出せる、といったところでしょうか。

彼が例にとっていたのは仕事ではなく育児でしたが、育児には良い時も悪い時もあって、常にハッピーではないかもだけど、自分は親であることの喜びは常に持っている…という感じで。


さて、仕事をしていて幸せや喜びが見出せなくなった時、それは一時的にハッピーではないのか、それとも、現状から喜びは見出せなくなっているのか…。そこに喜びがない時に、ネガティヴな気分のままそこに留まるのか(変化をとるリスク)、そこを変化の時だと捉えて一歩踏み出すのか(留まるリスク)。

仕事を変える、会社を移る…収入が減るかもしれないし、状況が悪くなるかもしれない。ある人は「リスクをとるのは怖くないか」と聞きます。

彼は「こういうリスクをとるのは簡単だ」といいます。自分が決めて一歩踏み出す時、リスクは「自分のもの」になるからです。どうなるか不安で心配ばかりするのではなくて、リスクを自分のものにした時に、自分がそれ向かってベストを尽くすことができるようになる、ということなのでしょう。人を変えるのは難しいし、人の物語の中で脇役でいる限り、自分は無力。自分の物語の主人公になる事で、「変化」という恐怖と戦うことができるという事なんだろうな。

あとは「変化」は自分から、ちょっとしたことから始めることができる。

仕事を辞めなくても、役職がなくても、朝に笑顔で挨拶をするところから、組織にポジティブなエネルギーを持ち込むことができる。そういう、ちょっとしたところから何かが変わっていったりする。


変化を求めている時に偶然にもこういうトークに出会えるのは、何かが動いているというサインなのかな。

求める時にいい出会い(人や状況や物)があるのだろうな、と思うのです。

明日はカルガリーの会社のエグゼクティブ・オフィサーのトークについて。