友人の家に遊びに行ったら、今から父親とその奥さんの家に行くけど一緒に来ないか?ち誘われたので、お言葉に甘えてご一緒させていただきました。


行ったのはカルガリーから東に50kmくらいのところにあるStrathmore(ストラスモア)という街。

大きくて美しい家は業者と大もめにもめた挙句(施工ミスを直してもらうのに裁判沙汰にもなったらしい)、ようやく完成したもので、裁判も去年辺りに落ち着いた…らしいです。

カナダ人らしく、ユーティリティルームからベッドルーム、物置部屋まで隅々と家のツアーをしてくれました。


「ようやく落ち着いたのだけど、大変だったわよー」とは奥方の弁。


さすがに新築だけあって、2人の生活スタイルにぴったりとあった、住み心地が良さそうなものでした。


スコットランドからの移民らしい奥様は、ご母堂の趣味を受け継いだといってアジアの小物なども集めている様子。

愛らしいコケシや、中国の置物らしいものが、品良く飾られていました。

なんでも華道も学んだ事があるとか…。

日本出身の私よりも日本の伝統文化に親しんでいるようでした。


さて、ここで本題。

奥様から「前にカバナの本を見せた事があるでしょう?」と言われた時、「?????」となった私。

あまりにも素っ頓狂な顔をしていたからでしょうか、「あら。別の人に見せたのだったかしら?」と言われました。

記憶力のなさに自信がある私は「ほかにアジア人の知り合いもいなさそうだし、きっと私に何かを見せたんだろうなぁ」と申し訳なく思ったのですが、「カバナ」が何かはわかりません。

ハバナ…じゃないよなぁ。カバナって聞こえた。

話の流れ的にもCabana(カバナ)でもない。

その後の会話で、「私、カバナ、日本のフラワーアレンジメントを学んだことがあるのよ」と言われてようやく「ikebana(生け花)」のことだとわかったのでした。

イケバナ=カバナ

わからなかった…。


「それはイケバナと発音するのが正しいんですよ」なんて言うタイミングも逸していたので、そのまま流しましたが、きっとこれ、前にも同じことを言われていて忘れていたに違いない。


といわけで、忘備録としてここに残すことしました。

これで次回まで覚えていられるかなぁ?