2016年の秋に腹痛からクリニックや病院にお世話になる日々が続きましたが、シリーズ(?)の最後にマンモグラフィの事に少し触れていました。

今回はその続きを何回かに分けて書いていきます。

まずは前提から。
実はカナダに来る前に、一通りの検診は受けておこうと思い、歯科検診、一般的健康診断、pupテスト、乳がん検診を受けました。

乳がん検診の結果はカナダへ出発する2週間くらい前に出ていて「要再検査」の連絡をもらいました。

クリニックに連絡をして、カナダに出発予定で一年は戻らない旨を伝えるとマンモグラフィとウルトラサウンドのフィルムと所見をくれて「気になる影(しこり?)がうつってる。もしかしたら発達した乳腺かもしれないけれど、できたらカナダでも検査をするように」と言われました。

カナダではファミリードクターにその旨を伝えたのですが、触診のみで特にフォローはなかったです。

その後に1-2回受けたマンモグラフィも異常はなし。

そんなわけで移民の健康診断も特に異常なしとなっていました。

大腸関係のトラブルから年明けの2017年2月、マンモグラフィの予約を取りました。

渡加10年目のこのマンモグラフィ、特に何も言われなかったのですが、検査後にドクターからのメッセージがありました。

「あなたはDense Breast (脂肪が少ないタイプの胸)だからマンモグラフィでは見づらいのでウルトラサウンドを受けることを勧めます」

Dense breastsの日本語がわからなかったので見てみました。乳腺密度っていうのですね。

上のリンクの記事によると、

Dense breasts は
• ガンの危険が6倍になることがあり
• マンモグラフィでガンを見つけるのを難しくすることがある。これはガン(マンモグラフィでは乳房腺組織同様に白くうつる)は脂肪性の組織(マンモグラフィでは暗く写る)に囲まれている方が見えやすいため。

Research has shown that dense breasts:

  • can be 6 times more likely to develop cancer
  • can make it harder for mammograms to detect breast cancer; breast cancers (which look white like breast gland tissue) are easier to see on a mammogram when they're surrounded by fatty tissue (which looks dark)
だそうです。

幸い(?)このクリニックはドクターがその場で検査用紙を描いてくれ(ファミリードクターのところに戻らなくても予約に必要な紙を出してもらえた)、マンモグラフィとウルトラサウンドの両方の予約をその場で受け付けられる(予約センターに改めて電話しなくて良い)とのことだったので、予約を入れました。

これが2016年秋から始まった1年半の(私にとっては)長丁場の始まりでした。