月曜日の朝、予定通りに保険会社から電話がかかってきました。
月曜日の夕方には査定員が自宅に来るとの事、それまでに被害総額を確認しようとDGと2人でレシートを探したり、レシートがないもの関しては、類似品を探して「replacement cost(買い直した場合のコスト)」をリストアップしていきました。
夕方にやってきた保険会社の人。調書を取る際にボイスレコーダーを使用するなど、とってもフォーマルでドキドキしました。
2人で状況を思い出しながら話していましたが、お互いに抜けていた部分があったとして、2人だったから色々と覚えて入られたんだな、と思いました。
話しているうちに後から思い出すこともあって、保険会社の人から、最終的に書類を整えるまでの期限は半年間ですから、慎重に書類を整えましょう、と言われました。
最終的に保険でカバーされる金額と、来年からの保険料の増加を考えて、最終的に保険を使うかどうかを決めてください、だそうです。
保険料、3割り増しくらいになるらしい。
痛いです。
なんだか被害者なのに、更に痛手を受けなければいけないってどういう事?
警察も犯人を捕まえられないし…。
犯罪者の方が得をするシステムになっている気がして理不尽です。
ところで、GMのトラック、全然ダメージがなかったのです。
鍵をかけていたはずなのに、こじ開けた様子も無いし、ガラスも破られていない。
GMに連絡をしたところ、最近はキーレスエントリーができる車の鍵の周波数を検知して解錠する機器が出回っているらしい。
100ドルで鍵のコードを変更することはできるけれども、周波数自体を変えることはできないので、同じ機器を使えば簡単に解錠できてしまうという…。
犯人がその気になったら何度でも同じ車を狙うことができるらしいのです。
…ヒドイ…。
夕方にやってきた保険会社の人に聞いたところ、保険会社でもその機器の事は知られているとの事でした。
警察にも聞いたのですが、警察ではそんな話は聞いたことがない…と。
まあこれは知っていても言わないだけかもですが…。
ご近所にも車上荒らしが出没した事を知らせて注意を促したのですが、そのうちの1人は同じような被害にあった経験があるとの事。同じように施錠していたトラック(フォード社製)の鍵が開けられて中に置いてあったものが盗まれたそうです。
DGもご近所さんもフィールドワーカーで、トラックにはそのためのツールが積んでありました。
保険会社の人からは「出来るだけ車内に物を置いておかないようにするのがいい」とは言われますが、毎日のように道具一式を出し入れするのは現実問題としては難しいところですし、それは保険会社の人もそう言ってくれました。
でも誰もどうにもできないんですけどね。
そんなわけで、うちはセキュリティシステムを入れることにしました。
火曜日の午後には設置に来てくれるとの事。
これも月々$83ドル出費になります。
何度も言いますが…被害者の方に更なる出費が必要になるというのは悔しいです。