もやもやしたまま終わった金曜日。
翌日の土曜日は保険会社に電話を入れたところ、翌日くらいに係の人(査定員?)から連絡を入れますの事。
そこでDGは「明日は婚約者の誕生日なので、連絡は月曜日にしてもらえますか?」と言って了解を得ました。
誕生日は事件とな関係ない1日にしよう、とDGの心遣いが嬉しかったです。
少しはマシになったものの、まだ体調が万全ではないDGを残して私は友人と約束をしていたので外出させてもらいました(春植えの種の販売会があったのです)。
夕方に帰ってきてしばらくしたところにRCMPのD氏から連絡が入りました。
「やはり捜査令状は取れなかったので、今日の夜10時くらいに任意で事情を聞く予定です。また経過をお知らせしますが、その前に盗まれたものの詳細にリストをメールで送ってもらえますか?」とD氏のアドレスを教えてくれました。
DGは既に全てを渡せるように準備していたので、リスト、写真、物によってはシリアル番号なども添えて送りました。
夜11時くらいになって、再びRCMPのD氏から連絡。
「残念ながら盗まれたもののは見つけることができまでんでした。家人も挙動不審なところはなかったので、既に盗品は別のところに移したのでしょう。残念です」
D氏によるとこの家はメタンフェタミン(methamphetamine。日本語ではクリスタル・メス、と呼ばれるものでしょうか)の常用者が住む家として名が知られていて、過去にも何度か窃盗で検挙したことがあるそうです。住人の1人は刑務所から出所したばかりだとか。
そこまでわかっていながら、最初にシグナルがあったときに直ぐに警察を向かわせられなかった事、検察からの捜査令状が出ない事、薬物中毒者なのに施設に入れるなどの措置が取れない事…なんだかシステムの綻びを感じました。
がっかりしながら土曜日が終わりました。
唯一よかったのはRCMPの対応でしょうか。親身に対応してくれて、状況もアップデートしてくれたのは嬉しかったです。