2018年3月14-15日はDGの資格の1つの更新のためにカルガリーの会場にて講習を受けていました。
15日の夕方、「悪寒と関節痛、頭痛がある。もしかしたらインフルエンザかもしれない」と訴え。

急遽、薬局で頭痛薬と風邪薬を買ってきました。

風邪薬は完全な気休め。

熱と関節痛、そして頭痛への対処としてTylenol Extra Strengthを薬局の薬剤師に勧められたのを頼りにするしかありませんでした。

資格更新の講習の3日目はエドモントン近くのNiskuという町での実技と筆記試験。

インフルエンザっぽいDGを送り出すのはかなり不安がありましたが、15日は早々にベッドに追いやって休ませました。

16日の朝、5時半くらいに家を出て…トラックのテールゲートが開いているのに気づきました。
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「なんだ?なぜテールゲートが開いているんだ?」

DGが近寄ってみると…。

中がほぼカラの状態。

車の中も荒らされていました。

「車上荒らしだ」

体調が悪い上にこの状況。

DGの不機嫌さはあっという間にマックスに。

「今日は出かけるのをやめて、すぐに警察に連絡をしよう。現場保存が必要なのでは?」と提案しましたが、却下されました。

まず、緊急の警察の番号である911にかけられる状況ではありませんでした。

911(日本の110みたいなの)にかけられるのは、犯罪が現在進行形の場合、命に関わる状況、などの条件があり、今回のように犯罪活動が既に終わっていて、犯人が周囲におらず、誰も怪我などをしていない場合は「non-emergency line(緊急で無い場合の連絡先)」への連絡となるのです。

Non emergency の番号を調べて電話。

しかし緊急のラインと違って24時間対応ではありません。

私たちの住むエリアでは9時から18時まで、というのがオフィスアワーでした。

その時の時間は5:30、当然ながら連絡できません。

DGから会社に行くように言われて、私は出社させていただきました。

DGは体調も悪いし、この状況だったので、試験と実技のクラスを別の日に移動してもらうことに。

会社についてもDGからテキストで何が盗まれたのかが知らされるたびに気になって仕事も手につきません。

調べるうちに、non-emergency lineさえもこの場合は当てはまらないことがわかり、DGに連絡。

どうやらこの場合はオンラインでのレポートとなるそうです。

こんな時に警察の人と直接話すこともできない、向こうから連絡があるかもわからない、指紋を取るなども無い…というのは、わたしには中々の衝撃でありました。

オンラインでの犯罪レポートを送り、ファイル番号を取得。


次は保険会社への連絡です。