Al Stewart と言えば Year of the Cat が有名だし私も好きなのだけど…。


心にしみる曲と言えば On the Border。

スペイン国境のどちら側からどちら側に銃が流れているのだろう?

アフリカから「変化がくるよ」と言っているのは変化がどこに来ると言っているのだろう?

ヨーロッパに住んでいたらその辺りを実感として理解できるのかな。

因みに70年代の曲ですが、今でも状況は変わらないようにも思えるのです。 


この曲を聴くと「なんだか随分遠いところに来てしまったな」と思います。


カナダにいるからというわけじゃないのです。


高校のときに聴いた時もそうだった。 


随分,遠くまで来てしまったな…。 


砂漠か大洋の真ん中で一人で途方にくれているような感覚とでもいうか。 


自分が「思った場所」ではなく、「思った場所」に近づく感触もなく、「思った場所」がどこかさえも忘れてしまったかのような。 


実際はそういう曲ではないのでしょうけどね。

スパニッシュギターって、そう思わせる何かがあるように思うのです。

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