仕事の愚痴が続いたので、またもや観劇系で。
イタリアオペラが好きです。
でも全然詳しくない。
好きなものを好きなように聴いたり観たりするだけで、歌手も指揮者も詳しく知りません。
なので、日本にいた時の同僚でオペラ好きの友人から紹介してもらったものを中心にみるだけです。
その時に知ったのは、私はイタリアオペラ好きらしいということでした。
それ以来、たまにオペラのコンサートにも行っていました。カルガリーきて最初に観たのはトゥーランドットでした。
誰も寝てはならぬは荒川静香さんの演技でも使われたし、有名ですね。
トゥーランドットの話はまたいずれ…。
ずいぶん昔になるのですが、DGに付き合ってもらうのに、なんということか…「ランメルモールのルチア」を選んでしまった私。
狂乱の場のアリアが、映画「フィフスエレメント」にも使われていたので良いかな…と思ったのですが…。
当時書いた日記があったので紹介します。
単なる独り言になっているし、万人ウケするジャンルでもないのですが…。

2週間後にランメルモールのルチアを観に行く予定なので予習に・・・と探していていきついた。
カウンターテナーですね。
でも・・・なんか違う世界になってる?
ちょっと腐女子向き?
違うかな?腐女子の定義がよくわからないので何とも言えません。
普通、舞台で期待するものとは違うのは確か(本来は意に添わぬ結婚をさせられたヒロインが結婚初夜に新郎を殺して気が触れる…というシーン。血糊で真っ赤なウェディングドレスで歌う演出が多いです)。
自分好きな感じがものすごくあります。
でも嫌いなじゃいの。こういうのも。
ただし!
ビデオはいいけれども,ライブのものは聴けなかった。
私は舞台でマイクを使うオペラ歌手はきらい。
彼はオペラ歌手ではないのだろうけれども。
同じ理由でサラ・ブライトマンも好みではない。
いい高音の声ってマイクを通すと音が変わる気がする。
気のせいかもしれないけれど。
さらに金属的になって耳障りに感じます。
かつてテレビでみた Three tenors のコンサート(日本語だと三大テノールと訳されますが… どこから「大」がでてきたのだろう?)でマイクが使われているのを見て、ものすごくがっかりしました。
マイクがないと声が届かぬくらいに大きな会場を使わねば良いのに。
それともオペラの舞台でもない限り、喉を守るためにマイクを使って声を抑えたいのでしょうか。
素人なのでよくわからない。
言えるのはマイク使用ととエコーを効かせすぎる演出は「私は」嫌い、ということかな。
何はともあれ、大学の試験勉強に疲れて落ち込み気味なのでオペラで気分転換です。
DGを無理やり引っ張っていく予定なので,予習用のビデオを借りてこなくては。
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この後、DGからは「こういうのは好きじゃない」との感想をもらいました。
「ヒロインが可哀想すぎる」
らしいです。
そんなわけで、昨年に再び誘った時にはコメディものにしました。
「セヴィリアの理髪師」
(トマス・ハンプトン。とても好きな歌手でした。かっこよくてバリトンで…この早口の歌もソツなくこなす。
)
これは知ってる曲もたくさんあるし、話も安易なコメディで良かったみたいです。
次回もコメディかな。
ファルスタッフあたりが来てくれないかなー。