日曜日に夏時間(daylight saving time)が終わって標準時間(standard time)に戻りました。
しかし…これ、前から思っていたのですけど、標準時間の期間の方が短いんですよね(11月の上旬から3月上旬あたり)。残り8カ月が夏時間で、一年のうちの4か月だけが標準って。
名前を逆にした方が良さそうな気もします。夏時間が標準時間で今は特別な冬時間。
冬時間…なまえだけで暗くなりそう。だからこその現在の名前なのか?
さて、Spring forward, Fall back といって覚える時間の変更の仕方。
春(spring。ばね)は勢いがあるので前にジャンプ。秋(fall。倒れる)は後ろに…。わかりやすいですね。
(イラストはfreeimages.comからお借りしました)
春に夏時間になるときには時計を1時間進めて、秋に標準時間に戻るときには時計を1時間戻します。
つまり、夏時間の朝7時は標準時間では6時。標準時間に戻るときには一時間寝坊ができるわけです(逆に春は1時間早起きになる)。
この1時間。短いようで結構影響があります。
今朝も明け方3時に目が覚めました(普段は朝4時起き)。バゲーラは初日は早起きだったものの、すっかり標準時間に慣れてしまっていますが(若いから?)、私は標準時間2日目の今日はまだまだ時差ボケ中です。
当然ながら夜になると1時間くらい早く眠くなります。22時なのに…ねむい(いつもは眠くはなくても、一応ベッドに行かなくちゃなぁ…という感じ)。当然ですね。数日前までは23時だったわけですから。
なんだか歳を追うごとに時間が変わるのについていけなくなる気がするのです…。
ちなみにカナダでもサスカチェワン州では夏時間は採用されていません。一年中時間は同じように流れる(いや…時間は同じように流れるんですけどね。まあ、言葉の綾で…雰囲気でとってください)。
アルバータ州でも夏時間に反対する人たちが増えてきているらしくて、夏時間廃止!を訴えて動いている人たちがいるようです。
今回は法案は通らなかったようですが…。
The great Daylight Saving Time debate
廃止組にも廃止した後でどのタイムゾーンをとるのかで意見は違うようです。
- サスカチェワンと同じくセントラル・タイムに固定する(つまり年中夏時間に設定)
- 年中マウンテン・タイムの標準時間で固定(アルバータはマウンテン・タイムゾーンです。つまり年中標準時間)
- 夏時間と標準時間を今まで通り採用
という感じですね。
夏時間を廃止することで時差ボケの心配をなくそう(特に春がひどいんですね。1時間睡眠時間が減るイメージなので)、というもの。
年中変わらない時間を持つことで、子どもに時間を教えるのも簡単だ…とか。
時間を守らなければいけないような薬を服用する人も混乱しなくてよい、とか。
年中夏時間でいることで、夏に営業時間を延ばせる業界(ゴルフ場など)は利益が上がるので、年中標準時間で固定するよりも良いのだ!とか。
一方で航空業界などは標準時間で固定する(あるいは夏時間と標準時間がある現在の制度をキープする)のは早朝(過ぎる)フライトを避けるためにも必要だ、とか。
まあ、意見がある人はそれぞれの言い分があるわけです。
私は…時差ボケはきついけど、まあいいんじゃないかな?と思います。
この紛争、時間変更の前後にまた再熱するんだろうな。