引き続き思い出話です。このシリーズはタイトルに◆がついています。
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前回触れたインターンシップについて。
これはレスブリッジ大学に入ってすぐのオリエンテーションで紹介されていたので、学校が始まってすぐにプログラムに申し込みました。
気持ちとしては、1-2年間学んだ後で、卒業前の1年間をインターンシップで過ごしたいと思っていたのですが…。
甘いようです。
BVCのプラクティカムと違って学校は会社を見つけて押し込んではくれません。
普通の就職と同じで、自分で見つけて、自分で申し込んで、面接を勝ち取り、面接を受けて就職(インターンシップ)が決まるという。
普通の就職とは何が違うんだ?ということになりますが、違いはこちら。
インターナショナルの学生の場合(学生ビザ保有者の場合)、会社のサポートなしで就労ビザ(インターンシップのビザ)が取れます。
会社にすれば最高で1年間の雇用期間なのでリスクは少ない。
学生にすれば、普通の就職のように経験豊富な一般の人と争わなくて済む。経験無し想定内なので。
会社にとっては「学生を応援していますよ」というアピールができる。会社によってはインターンシッププログラムがしっかりとあって、サポートシステムもできています。
学生にとっては会社で働いた経験ができてレジュメ(履歴書)に就労経験として項目ができる。
そして一番重要なのは、社内でのネットワーキングができて、実際の就職につながりやすい。
ということでしょうか。
それでもインターンシップ強い学校(地元で、その分野でのプログラムに定評と信頼がある)もありますし(ビジネス系だとカルガリー大学のハスケインとか)、カルガリーは国内でもオイル・ガス系の仕事が多いので競争は激しいですし、普通のカナディアン学生との競争にもなりますし…レスブリッジ大学のインターナショナルの学生には厳しいところもあります。
そんなわけで、学校からも「インターンシップがしたいなら早くスタートしなさい」と言われるわけです。
プログラムに申し込んで、ビザの申請をし、面接の練習などをした後は「じゃあ後はがんばって」状態です。
インターンシッププログラム参加者には、専用の就職ポスティングのサイトアクセスももらえますので、いいといえばいい。
ビザの心配が無くて自分でやろうと思えば、行きたい会社の求人サイトで探すことも可能なので、プログラムに参加する必要は必ずしも無いかも(うちの学校に限っては、ですが)。
ただし、カナディアンでも学校のプログラムに参加していると、インターンシップの単位も加算されて、フルタイムの学生とみなされるので、後の税金対策にはいいかも。
そんな感じで始まりました。