引き続き思い出話です。このシリーズはタイトルに◆がついています。
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4か所目もe-mapleでみつけました。
今回は他のサイトでも探して、いろいろと見て回ったのですが、結局はe-mapleで見つけた日本人家族の家のベースメントの1室を借りることに。
若い日本人御夫妻には赤ちゃんがいて、「赤ちゃんがうるさいかもしれないけれど」と遠慮深げに言われましたが、ご夫妻の感じも良く、駅まで歩いて10分程度、ベースメントには2部屋のレンタル用の部屋があり、1室が$450ドル(ちょっと大きめ)で、もう1室が$430ドルでした。
ベースメントにはテナント専用のキッチンとバスルームがあり、洗濯機・乾燥機はオーナー家族との共用でした。
学生時代だったら「日本人の家族のところに住むと、英語を学べないかも」という心配があったかもしれませんが、カナダの企業で働くことが決まっていたので、英語は日中使うから、夜や休日くらいは日本語でもいいかもしれない、と思い、決めました。
他にもいろいろとみて待ったのですが、ここのオーナーさんが一番感じが良くて、しかも部屋も一番きれいでした。
部屋は$430ドルの方が光が入ってきて明るかったのですが、$450ドルの方が広かったので、私は$450ドルの部屋を選びました。
のちに仕事の契約期間が終わって、大学に進学するにあたって節約をするために$430ドルの部屋に移りたいと申し出たところ、長く借りていてきれいに使ってくれているから、けいさんの部屋をそのままで$$430ドルにしますよ、と言ってくださいました。
本当にありがたかったです。
基本の家具はありましたが、ベッドのシーツ類やタオル類、ランドリーかご、小さなタンスなどは買い足しました。引っ越しのために車をレンタルして、運転ができる友人に手伝ってもらった時に、こういった買い物も連れて行ってもらいました。
小さな家具などはe-mapleの掲示板でみつけて買ったりもしました。
エリアは何故か再びNE。それでも危ないと言われていたエリアに挟まれるようにしてあった比較的安全と思われるエリアでした。
結果的にはここに住んでいる間に、すぐ近くで銃撃があったり(ギャングの抗争)、いつも使っている駅で女性が暴行されて殺される事件があったり(彼女は深夜勤務を終えて帰宅途中にダウンタウンで目をつけられてここまで後をつけられたのだそうです。痛ましい事件でした)。
ここに住んでいる間にDGに出会ったのですが、カルガリーに引っ越してくるという彼から、もっと安全なエリアに引っ越しなさいとさんざん言われていました。
彼が引っ越してくるときに一緒に暮らせる場所を探したいと言われたのをきっかけに引っ越しをするまで、ずっとここに暮らしていました。
私には住み心地がとてもよかったので、DGに会わなかったら、いることができるだけいたのではないかと思います。
ここには2008年6月から2010年3月まで暮らしました。