引き続き思い出話です。このシリーズはタイトルに◆がついています。
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2007年4月20日
(ドラムヘラーに行った前日の話です)
金曜日の午後,図書館に行く前に…とランチ場所を探していたら韓国人クラスメートのノアと日本人のシュン、そして日本人の女の子のヨシに遭遇。一緒にランチを食べながら話していると「このあとカルガリータワーにいくんだけど来る?」と誘ってくれました。
ノアの利用している韓国系の留学エージェントが無料でカルガリータワーに上れるパスを貸してくれたとの事。韓国人向けエージェントにはこういう特典が多い(らしい)です。
しかし昨日の記事にも書きましたが、この週は水曜日あたりから気温が下がって雪が降り、朝までには10cmほど積もっていたという状況(もちろんダウンタウンの道は交通量が多いので雪はすでに溶けていましたが)。
「雪で真っ白になって展望台に上がっても何も見えないかも」と思いつつも「無料」につられて参加を決意。昼食後に日本人のユカと韓国人の女の子のボアも加わって6人で出発。
観光案内によると、カルガリータワーは「1968年より営業始めた高さ約191mの白いタワーで、トロントのCNタワーに次いでカナダ第2位の高さを誇る。地上約160m地点には展望台があり、市内はもちろん広大な平原や雄大なロッキー山脈まで見渡せるという、360度の大パノラマが楽しめる」とのこと。1968年なら同級生です。
(写真はJTBのHPより転用させてもらいました)
学校から歩いて10分弱。
ダウンタウン内のどこに居ても一目でわかるので迷いようもない。カルガリー・フレームズというホッケーチームの試合の日には上部に火がともされオリンピックの聖火のようになるらしい。
展望台には「ガラス床」があり,そこに乗ると(高いところが苦手な私には足がすくむ思いですが)一方ではしゃいでジャンプする人も居る。
私が見かけた家族もはしゃぐ派だったようです。男の子(7-8歳)は怯えているのに、母親らしき女性が「私、ダウンタウンを踏みつけてる!ひゃっほう!」とガラス床の上でジャンプ。私の3~4人分はありそうな大柄な女性がジャンプする姿に更に足がすくむ思いであった。
我々のグループではユカとシュンは足がすくむ派。ノアと私は寒気がするといいながらも,鉄骨部分に乗って鉄柱にしがみつきながら足元の景色に見入る。ボアは…ジャンプ派のようでした。
展望台を一周したものの,雪のせいで視界は極めて悪い。ノアが「ロッキーマウンテンはどこだ!」と嘆いていたけれど…天気は変えられないからね。別の日に出直しましょう。
視界の悪いダウンタウンは左の写真のとおり。カルガリーの寒そうな雰囲気は伝わるでしょうか。
この日は氷点下ではなかったため「我慢できないほど寒い」というレベルではなかった…と、私は思ったのですが、沖縄出身のヨシは「例え8度であっても使い捨てカイロが手放せない」とのこと。沖縄人は鹿児島に行っても「寒い!」って思うんだよ…とのこと(ホントか?)。
一方で北海道出身だったチエさん(一緒にスノボに行った女の子)は「寒さも乾燥も北海道のほうが上だと思う!」と言っていた(ホントか?)。
同じ日本人でも感じ方は色々。
とりあえず,定番の集合写真。
次回は晴れた日に来たい(なんだか感想が毎回同じになってますが…)。