引き続き思い出話です。このシリーズはタイトルに◆がついています。
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英語圏にいこうと決めたのは2006年の秋でした。
そこからイタリア語のレッスンをやめて英語の勉強に集中することに。
私がとった英語の勉強手段は次の3つ。
- 文法など、英語の基礎力をしっかりつけてくれる英語教室
- レベルにあったジェネラル・コース
- アイエルツ(IELTS)の対策コース。アイエルツは当時はあまり知られていない試験でしたが、イギリス系の英語の国ではよく知られたものでした。講師がオーストラリアからの人だったので、実現したコースだったと思います。当時は英語といえば実用英語技能検定(英検)、TOEIC(トイック・トエック)、TOEFL(トフル)が3大試験だったので、イギリス系の国であるカナダに行く前にアイエルツを勉強できたのは本当に良かったです。
- 英語で日記を書いて添削をしてもらう。これは日記というよりもトピックを自分で用意して(見た映画について、読んだ本について、など)、それについての考えを書いていくような、小論文的なものでした。カナダのカレッジで小論文的なものを書く機会が多かったので、ここで練習をしておいてよかったです。
- 英語教室で貸し出しをしていた英語の本を読みまくる。
- レベルにあったジェネラル・コース
- カジュアルな会話を中心とした英会話教室
- 週に一度にクラスで自由に英会話。この時に生きた英語…ということで、映画などでも使われる教科書では見られないカジュアルな表現を習いました。
- 度胸をつけるということで出された宿題は週に1人、外国人を見つけて声をかける。観光地などをうろつくことで、観光客らしい人をみつけて、会話を持ちかけたり道案内などの必要がないかを聞くというものでした。
- 週に一度にクラスで自由に英会話。この時に生きた英語…ということで、映画などでも使われる教科書では見られないカジュアルな表現を習いました。
- インターネットで見つけた英語のカフェレッスン
- これは1の教室で親しくなった友人と2人でしました。
先生1人と生徒2人ということで、変な先生にあったても危険が少ないということ(カフェでのレッスンだったので、もともと危険は少なかったと思いますが)、そしてレッスン料を二人で折半できるというメリットがありました。
二人の英語のレベルが同じだったのでうまくいったのだと思います。
レベルの同じ人と出会ったことからも(その後も良い友人関係が続いています)、1の学校はとてもよかったです。
- 軽い会話のレッスンは2の教室でできていたので、このカフェレッスンは毎週、トピックを選んでのディベートが中心でした。
先生が某英会話教室で正式に雇われていた人だけあって、英語の教え方も良かったですが、さすがにオーストラリア人、選ばれるトピックが「捕鯨について」「性差別について」など、なかなか危なっかしい(ディベートの方向によっては危険な)トピックでハラハラすることもありました。
ランダムにランゲージエクスチェンジをすると、英語を教えたことがない素人に当たることもあるので、2の目的でない場合、本当に英語の力をつけたい場合には3の方法は善し悪しの差が激しそうです。
- これは1の教室で親しくなった友人と2人でしました。
3つのどれが一番良かったかというと3番が(のちのカレッジや大学進学に)一番実践に役に立ったかもしれません。
しかし、3番だけだと基礎力もできなかっただろうし、2がなかったら英語が苦手でも話しかける度胸はつかなかったと思うのです。
ちなみに、英語名のケイは2の教室で最初に使い始めました。このクラス、カジュアルなだけあって、日本では珍しく英語名をつけることを推奨していたのです。
これが私のカナダでの名前になると誰が想像したでしょうか…。
結果的には英語を話す人たちには覚えやすい、発音しやすい名前だったのでよかったと思うのです。