今週末はLabour's Dayということで3連休。
うちの会社は金曜日も休みになったので4連休でした。
だんだん寒くなってきていることもあって、冬が来る前にもう一走り!今年最後のバイク旅行に仲間とともに行ってまいりました。
今回の参加者はエドモントンから1カップル(バイク2台)、カルガリーからは友人カップルが3組(バイク4台)、DG、DGの長男、そして私の総勢11名(バイク8台)でした。DGの長男は直前までは仕事の都合で行かない予定だったのですが(バゲーラの世話を頼む予定でした)、急きょ都合がついて参加決定。DGがこれまた急きょ、友人夫妻に一日一回バゲーラの様子を見に来てもらうようにお願いしました。
この2日前にやっとトイレ問題が解決していたバゲーラですが…この後、再び大きい方は箱の外でするようになっています。やはりストレスになったのか…。この話はまた別の記事で。
今回の最大の目的はカリスペルにあるフェイマス・デイブ(Famous Dave's)のBBQ。ここは肉好き、BBQ好きなら是非とも行っておきたいレストランです。DGと私はBBQのためだけにここに行くのも苦にならないほど…ですが、まあ今回はバイクという特典付き。ゴーイング・トゥ・ザ・サン・ロード (Going to The Sun Road)もルートに組み込むのは当然なのであります。
6人(バイク5台)は木曜日(9月1日)に既にセントマリー(St. Mary)に入っていたので、我々は一日遅れで参加。そういう事情(プラス天気が悪くなりそうだった)からセントマリーまでとにかく最短距離で向かいます。
金曜日の昼過ぎ、友人カップルと共に3台のバイクで出発です。

ものすごい強風にバイク初心者のDGの長男のバイクは風に流されてていてみていて怖かったそうです。DGと私が乗ったバイクは先頭を走っていたので見れませんでしたが…。長男にとっても横からの強風を浴びつつのバイク操作の良い経験になったようです。
DG、長男、私の3人はインターコムシステムのセナにて会話をしながらのドライブ。友人カップルは別のメーカーのインターコムシステムを使っているので、今回は会話には入りませんでした。メーカー違いでも接続は可能なのようなので、これは今後の課題。
カナダのパスポート入手後、初めての陸経路での国境越えでした。やはりオフィスに入って別の手続きをしなくていいだけに簡単な国境越えでした。
日本のパスポートの場合は I-94が必要になります。これも空路だとデジタル化されたので忘れられがちですが、カナダやメキシコから、陸路でアメリカへ入国する場合は まだI-94を入国審査官に提出しなければいけませんので注意が必要です。しかし I-94の最大の落とし穴は出国時にあります。これはカナダに戻る際にカナダ側の入国審査官に返却しなければならないのですが、カナダの捜査官の中には受け取るのを忘れたり、「そのまま持っとけば?まだ期限もあるし」などという場合があります。確実に期限内にアメリカに再入国する予定がある場合を除いて、返却することをお勧めします。そうでないと、後でケンタッキーのオフィスに別送しなければ行けなくなったり(期限を超えていた場合は出国したという証拠付きで返却の必要がありますが、これもまた問題あり。カナダ側でカナダ入国のスタンプを押さないオフィサーもいるんです。アメリカとカナダの行ききってそれくらい緩いんですね)。
なにはともあれ、注意です。
風の強さはセントマリーについてからも一緒でした。
本日はジョンソンズキャンプ場(Johnson's of St Mary)。バイク一台につき25USDというのはアメリカのキャンプ場としては高い気もしたのですが、ここは敷地内にレストランがあって食事の心配をしなくていいという利点がありました(特に天気が悪い今回のような時には助かりました)。
注文したものがテーブルに1~2つの大皿に乗って出されるというファミリースタイル。通常のレストランを想像していると、ちょっとびっくりするかもしれません。朝食も夕食も私たちはその日のスペシャルを注文しました。量がアメリカサイズで「足りない」と嘆く心配はまずしなくていいと思います。味もよかったです。スープは一種類のみ。その名も「美味しいスープ(Good Soup)」。中に何が入っているかは質問してはいけないそうで…どうやら前日の残り物が翌日のスープの材料になるようです。すごくおいしかったです。家庭の味というのでしょうか。一日早く到着していた友人たちに言わせると「味が昨日と少し違う」と言っていたので、やはり具材はその日にあったもの…ということなのでしょう。ベジタリアンやアレルギーがある人には注意が必要かもしれませんので、その場合はサーバーに申告すればそれなりのメニューを教えてくれるかもしれません。
夜は恒例のキャンプファイヤー。火の回りに集まった面々の服装から気温を想像してください。蚊などの虫の心配は全くしなくてよかったと申しておきましょうか。

強風と雨模様、寒さのこともあって、翌日は昼近くに出発することにしました。その方が気温が上がっているだろうということで。
私も普段ならキャンプの時は早起きで、朝にもキャンプファイヤーを楽しむことがあるのですが…今回は寝袋から出たくなかったです。寒かった。
外に出しておいたペットボトルの水が凍っていた…というほどの寒さではなかったのですが(そういうキャンプもありました)、それでも全員が8時くらいまではテントから出てきませんでした。
風が強いので雲がどんどん流され、青空が見えたかと思うと30分後には雨…というような感じでした。
これは晴れた時にとった写真。モンタナの山の景色はやっぱりすばらしいです!この青空が一日続けばいうことなしなのに。
このあたりの観光シーズンも終わりに差し掛かっていることもあり、キャンプ場も静かでありました。暖かさ、天気の良さのなかでツーリングを楽しみたい場合は7末-8月がいいかと思います。7月上旬はまだ寒いのではないかな。
Labour Day Long Weekend は大体が寒くなって天気が悪くなる、とキャンプ場の人が言ってました。

2日目はゴーイング・トゥ・ザ・サン・ロード (Going to The Sun Road)を西に向けて走りました。
ローガンズパス(山頂近く)は完全に雨雲の中で、雲の中の運転は濃霧の中の運転のように怖かったです。何も見えなくて、すぐ前を行く車のテールライトを頼りに…という感じ。前の車がカーブなどで急にブレーキをかけると心臓が止まりそうになります。
だれだ?この雨の中のツーリングを予定したのは!

いえ、楽しかったんですけどね。土砂降りになることもなかったので、寒さ対策と雨対策ができていれば十便に楽しいと思います。やっぱり夏の晴れた日のツーリングの方が楽しいのは言うまでもないのですが。
私は日本から持ってきたユニクロのヒートテックとフリースのシャツが大活躍しました。
ヒートテックのキャミソール、ヒートテックの長袖の肌着、フリースのタートルネックシャツ、マーモットのWomen's Variant Jacket、オリンピアのバイクジャケットを着用していました。これで体は十分に暖かかったです。ブーツも断熱と防水がしっかりされたもの(ショートブーツはお勧めしません)だったので足も暖かかったです。今後の課題は手袋ですね。断熱がしっかりされたものだったので、ある程度まではよかったのですが、気温4度で雨の中では暖かさが足りなかったです。女性ライダーの一人は手袋の中に医療用の手袋のようなものを着用していたのですが、あのアイディアはなかなかよさそうでした。
カリスペルではホテルを取りました。レッド・ライオン・ホテル・カリスペル (Red Lion Hotels)というところで、ここはお勧めです。値段も同じエリアにあるほかのホテルに比べると安め。モールとつながっているので、時間があるときにアメリカでの買い物を楽しみたい人には便利。宿泊代に込みになっている朝食は、その辺の無料ホテル朝食とは比べ物にならないほどのクオリティ。バッフェスタイルですがオムレツはその場で注文に応じて作ってくれます。ホットタブ、ファイヤーピット、プールなどもついており、早めにチェックインすれば色々と楽しむことができると思います。
3日目。本当だったらもう少し西に向けて走ってからキャンプでもう一泊。月曜日にカルガリーに戻る予定だったのですが、天気が相変わらず悪いので予定を繰り上げてカルガリーに戻ることにしました。
そんなわけで今回のルートはこんな感じ。モンタナへの行きと帰りは最短コースをとったので、ちょっと寂しいコースになっています。
寒さ、雨、雨雲の中の走行、美味しいBBQと仲間とのひと時。この旅もしばらくは仲間の中での楽しい思い出話の1つとなりそうです。

うちの会社は金曜日も休みになったので4連休でした。
だんだん寒くなってきていることもあって、冬が来る前にもう一走り!今年最後のバイク旅行に仲間とともに行ってまいりました。
今回の参加者はエドモントンから1カップル(バイク2台)、カルガリーからは友人カップルが3組(バイク4台)、DG、DGの長男、そして私の総勢11名(バイク8台)でした。DGの長男は直前までは仕事の都合で行かない予定だったのですが(バゲーラの世話を頼む予定でした)、急きょ都合がついて参加決定。DGがこれまた急きょ、友人夫妻に一日一回バゲーラの様子を見に来てもらうようにお願いしました。
この2日前にやっとトイレ問題が解決していたバゲーラですが…この後、再び大きい方は箱の外でするようになっています。やはりストレスになったのか…。この話はまた別の記事で。
今回の最大の目的はカリスペルにあるフェイマス・デイブ(Famous Dave's)のBBQ。ここは肉好き、BBQ好きなら是非とも行っておきたいレストランです。DGと私はBBQのためだけにここに行くのも苦にならないほど…ですが、まあ今回はバイクという特典付き。ゴーイング・トゥ・ザ・サン・ロード (Going to The Sun Road)もルートに組み込むのは当然なのであります。
6人(バイク5台)は木曜日(9月1日)に既にセントマリー(St. Mary)に入っていたので、我々は一日遅れで参加。そういう事情(プラス天気が悪くなりそうだった)からセントマリーまでとにかく最短距離で向かいます。
金曜日の昼過ぎ、友人カップルと共に3台のバイクで出発です。

ものすごい強風にバイク初心者のDGの長男のバイクは風に流されてていてみていて怖かったそうです。DGと私が乗ったバイクは先頭を走っていたので見れませんでしたが…。長男にとっても横からの強風を浴びつつのバイク操作の良い経験になったようです。
DG、長男、私の3人はインターコムシステムのセナにて会話をしながらのドライブ。友人カップルは別のメーカーのインターコムシステムを使っているので、今回は会話には入りませんでした。メーカー違いでも接続は可能なのようなので、これは今後の課題。
カナダのパスポート入手後、初めての陸経路での国境越えでした。やはりオフィスに入って別の手続きをしなくていいだけに簡単な国境越えでした。
日本のパスポートの場合は I-94が必要になります。これも空路だとデジタル化されたので忘れられがちですが、カナダやメキシコから、陸路でアメリカへ入国する場合は まだI-94を入国審査官に提出しなければいけませんので注意が必要です。しかし I-94の最大の落とし穴は出国時にあります。これはカナダに戻る際にカナダ側の入国審査官に返却しなければならないのですが、カナダの捜査官の中には受け取るのを忘れたり、「そのまま持っとけば?まだ期限もあるし」などという場合があります。確実に期限内にアメリカに再入国する予定がある場合を除いて、返却することをお勧めします。そうでないと、後でケンタッキーのオフィスに別送しなければ行けなくなったり(期限を超えていた場合は出国したという証拠付きで返却の必要がありますが、これもまた問題あり。カナダ側でカナダ入国のスタンプを押さないオフィサーもいるんです。アメリカとカナダの行ききってそれくらい緩いんですね)。
なにはともあれ、注意です。
風の強さはセントマリーについてからも一緒でした。
本日はジョンソンズキャンプ場(Johnson's of St Mary)。バイク一台につき25USDというのはアメリカのキャンプ場としては高い気もしたのですが、ここは敷地内にレストランがあって食事の心配をしなくていいという利点がありました(特に天気が悪い今回のような時には助かりました)。
注文したものがテーブルに1~2つの大皿に乗って出されるというファミリースタイル。通常のレストランを想像していると、ちょっとびっくりするかもしれません。朝食も夕食も私たちはその日のスペシャルを注文しました。量がアメリカサイズで「足りない」と嘆く心配はまずしなくていいと思います。味もよかったです。スープは一種類のみ。その名も「美味しいスープ(Good Soup)」。中に何が入っているかは質問してはいけないそうで…どうやら前日の残り物が翌日のスープの材料になるようです。すごくおいしかったです。家庭の味というのでしょうか。一日早く到着していた友人たちに言わせると「味が昨日と少し違う」と言っていたので、やはり具材はその日にあったもの…ということなのでしょう。ベジタリアンやアレルギーがある人には注意が必要かもしれませんので、その場合はサーバーに申告すればそれなりのメニューを教えてくれるかもしれません。
夜は恒例のキャンプファイヤー。火の回りに集まった面々の服装から気温を想像してください。蚊などの虫の心配は全くしなくてよかったと申しておきましょうか。

強風と雨模様、寒さのこともあって、翌日は昼近くに出発することにしました。その方が気温が上がっているだろうということで。
私も普段ならキャンプの時は早起きで、朝にもキャンプファイヤーを楽しむことがあるのですが…今回は寝袋から出たくなかったです。寒かった。
外に出しておいたペットボトルの水が凍っていた…というほどの寒さではなかったのですが(そういうキャンプもありました)、それでも全員が8時くらいまではテントから出てきませんでした。
風が強いので雲がどんどん流され、青空が見えたかと思うと30分後には雨…というような感じでした。
これは晴れた時にとった写真。モンタナの山の景色はやっぱりすばらしいです!この青空が一日続けばいうことなしなのに。
このあたりの観光シーズンも終わりに差し掛かっていることもあり、キャンプ場も静かでありました。暖かさ、天気の良さのなかでツーリングを楽しみたい場合は7末-8月がいいかと思います。7月上旬はまだ寒いのではないかな。
Labour Day Long Weekend は大体が寒くなって天気が悪くなる、とキャンプ場の人が言ってました。

2日目はゴーイング・トゥ・ザ・サン・ロード (Going to The Sun Road)を西に向けて走りました。
ローガンズパス(山頂近く)は完全に雨雲の中で、雲の中の運転は濃霧の中の運転のように怖かったです。何も見えなくて、すぐ前を行く車のテールライトを頼りに…という感じ。前の車がカーブなどで急にブレーキをかけると心臓が止まりそうになります。
だれだ?この雨の中のツーリングを予定したのは!

いえ、楽しかったんですけどね。土砂降りになることもなかったので、寒さ対策と雨対策ができていれば十便に楽しいと思います。やっぱり夏の晴れた日のツーリングの方が楽しいのは言うまでもないのですが。
私は日本から持ってきたユニクロのヒートテックとフリースのシャツが大活躍しました。
ヒートテックのキャミソール、ヒートテックの長袖の肌着、フリースのタートルネックシャツ、マーモットのWomen's Variant Jacket、オリンピアのバイクジャケットを着用していました。これで体は十分に暖かかったです。ブーツも断熱と防水がしっかりされたもの(ショートブーツはお勧めしません)だったので足も暖かかったです。今後の課題は手袋ですね。断熱がしっかりされたものだったので、ある程度まではよかったのですが、気温4度で雨の中では暖かさが足りなかったです。女性ライダーの一人は手袋の中に医療用の手袋のようなものを着用していたのですが、あのアイディアはなかなかよさそうでした。
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カリスペルではホテルを取りました。レッド・ライオン・ホテル・カリスペル (Red Lion Hotels)というところで、ここはお勧めです。値段も同じエリアにあるほかのホテルに比べると安め。モールとつながっているので、時間があるときにアメリカでの買い物を楽しみたい人には便利。宿泊代に込みになっている朝食は、その辺の無料ホテル朝食とは比べ物にならないほどのクオリティ。バッフェスタイルですがオムレツはその場で注文に応じて作ってくれます。ホットタブ、ファイヤーピット、プールなどもついており、早めにチェックインすれば色々と楽しむことができると思います。
3日目。本当だったらもう少し西に向けて走ってからキャンプでもう一泊。月曜日にカルガリーに戻る予定だったのですが、天気が相変わらず悪いので予定を繰り上げてカルガリーに戻ることにしました。
そんなわけで今回のルートはこんな感じ。モンタナへの行きと帰りは最短コースをとったので、ちょっと寂しいコースになっています。
寒さ、雨、雨雲の中の走行、美味しいBBQと仲間とのひと時。この旅もしばらくは仲間の中での楽しい思い出話の1つとなりそうです。
