この春、住んでいるコミュニティのコニュニティセンターで春のガーデニング講座をしていたので、DGと2人で参加しました。

2人ともガーデニング初心者。経験者からはなしを聞きたいということと、住んでいるコミュニティで実際にうまくいった例などを聞かせてもらえるのはいいね!という感じで。

カルガリーはガーデニングにはなかなか厳しい環境であります。

まず、夏が短い。種を植えたり人がガーデニングを始めるのは5月の連休(5月20日前後)から。9月に入ればいつ雪が降ってもおかしくなという感じです。

夏も冬も気温の上がり下がりが激しい(夏にも雪が降ったことありました)。

日本では暑い日の午後に夕立が…という感じで、暑い日の午後には雹が…ということも。

降水量は少なく、その少ない降水量のほとんどは冬の間の雪という。夏は極度の乾燥にも注意です。

冬は0度付近(暖かい)、氷点下10度(マイルド)、マイナス20度(普通)、マイナス30度(寒い)と移り変わり、植物には厳しい気候。そしてよくあるのが粘土質の土壌という問題(うちもこの問題に悩んでます)。

講師の方はカルガリーに移ってきて2年くらい。もともとブリティッシュコロンビアで広大な敷地をもち、美しい庭園をつくっていたそうです。その庭園は結婚式にもよく使われていたそうです。マーサスチュワートの結婚式にもかかわったとか(予算無制限で楽しかったそうです)。

カルガリーはガーデニングには厳しいけれど、方法はある。そして植物をちゃんと選んで、ちゃんと世話をすれば短い時期でもガーデニングは楽しめる、とのことでした。一年草を春が来るたびに植えては冬に枯らして…というだけじゃないんですね。

とにかくガーデニングが好き、人と話すのも好きという感じ、セミナーが終わってからも希望者をつのって自宅でガーデニングの話をしたり、近所の人の庭を見せてもらったり、としていたそうです。

ここまでが前置き。

なかなか時間が取れずに、ガーデニングクラブ(私が勝手にDGとつけた呼び名)に参加できなかったのですが、この土曜日(8月27日)に、やっと参加できました。出張中のDGは来れず。でも良かったかも。参加者は全員が女性でした。

引っ越して2年目と思えないほどの植物でいっぱいのテラス。どの植物は外で冬が越せる、どれがウサギ対策になる、どれが料理に使える、などなど話は尽きませんでした。

そこでマリーゴールドやアオイの仲間のHollyhocks の種を分けてもらいました。春になったらフェンス沿いの花壇に植える予定です。マリーゴールドは虫よけ(青虫などは嫌うようですね)になるし、ウサギも食べないそうなので、ほかの植物と一緒に植えるとウサギの食害が抑えられるようです。

そして嬉しかったのはチョコレートミントを一枝もらったこと。さっそく鉢に植えました。庭の土の状態が改善されたら(現在、ゼオライト、枯葉、腐葉土などを混ぜ込んで2週間に一度くらい耕してます。なかなか改善されませんが)、ミントのセクションを作って(囲わないと増えすぎるからね)直植をしようかとも思っています。

今日いただいたお水にはスライスしたキュウリ、ローズマリー、チョコレートミント、レモンバームが入っていて、さわやかな夏らしい飲み物になってました。私もやってみよう。

9月10日には秋のガーデニング講座があるので申し込もうと思います。冬に向けての準備の話があるようっです。

たのしみー。