水耕栽培で小さいながらもバジルや大葉、レタスが育ちました。

 

小ぶりですがギュンギュン毎日たくさん水を吸います。

 

 

私は植物を育てるのが下手で、よく枯らせてしまったり、芽が出てもそれっきり駄目になってしまったり、うまくいった記憶がありません。

 

以前、『植物は気を吸う』なんて聞いたこともあり、育て下手以外にも何か自分には邪気があって、そのせいかもと思っていました。そうなると、もはや邪気が抜けるまではうかつに育てることはできまいぞと。

 

そんな中「水耕栽培やってみたら?」と言われて、内心では「でも邪気受けてすぐ枯れたり腐るんだろうな」なんて思っていましたから、コストを低くして100円ショップで購入した種や箱で育てました。

 

 

実際に育てていてわかったことは、植物を育てるのは、かなりコツが必要だということ。多くの条件が必要で、環境によってうまくいくものや、そうでないもの、難易度も様々。水をやって日光にあてていれば良いのだと思っていたのですが、かなり加減が必要だと知りました。

水をあげすぎても腐ってしまうし、

直射日光で気温が上がりすぎてしまったり、

どの程度何をしてやれば良いのか全くわかっていませんでした。

 

そりゃそうだという感じですが、知識があれば条件を整えることができ、育てられる植物も決まってくるわけです。

 

 

 

邪気が…何か悪いものが取り憑いてて…と半分どこか本気で思っていましたが、圧倒的に知識不足で、知識さえ補えば私でも育てられるということ。

 

植物を育てるのが上手なおばあさんが、いつも悪口を言っているのになぜか植物はスクスクと育っていたのは、実は心が優しいから…とかじゃなくて、育て方を知っていて軌道にのせるのが上手だったんですよね。

いえ、植物には優しいのかもしれません。

 

 

水がないよとか、暑いよ、なんて植物は言ってくれませんし勝手に移動もしてくれませんから、環境が悪ければ枯れたり腐るのも一瞬なのかもしれません。

 

なんとか育ってくれた植物の元気な姿を見ると、ほっとします。

食卓にあげて香りや食感を楽しめば、もしかしたら本当に邪気のようなものも払えるかもしれません。

 

水耕栽培が、今年の夏の思い出なりそうです。