ちょっと体癖論がじわじわと流行し始めている気がするので、全くの素人ですが、書いておこうと思います。
Wikipediaより
体癖(たいへき)とは、野口整体の創始者である野口晴哉がまとめ上げた、人間の感受性の癖を表す概念。
性格当てではありません。
もちろん分析は可能です。
体と心、どちらからアプローチするかは各専門家がよく知るところでしょう。
ここからは私の勝手な話です。
体の癖(特徴)が感受性(性格)と相互しているという考え方だと捉えています。
人はみんな個々に違う体を持って生まれてきています。
体に関しては遺伝も強いでしょう。
腰椎のどこが中心になっているかが姿勢・運動の癖をつくり、性格とリンクする。
ヒトは二足歩行します。
長い進化の過程で、二足歩行を選んできました。
脊椎動物が、背骨を伸ばし、直立し、二本の足で歩いた。
それがヒト。
ちなみに、この二足歩行という動きが始まった時から、腰痛が始まったと言われています。(『進化医学 腰痛』で調べて頂くとわかりやすいです)
直立し、歩くことが出来るようになったヒトは、両手を使うようになり、脳がますます発達してきました。
腰椎がいかにヒトに影響しているかが、想像できます。
さて体癖。
これは身体の傾向性から特徴を捉えるものであって、性格だけが当てはまるから体癖2種だとか体癖9種だとか断言するものではないと思っています。
心と体は一対であり、切っても切れないもので、体の特徴や動きによって個々に合った治療(整体)法があるよ、というものだったはずです。
また体癖は一人につき1つとは限らず、いくつか複合し複雑な様子。
ある状況下になると条件反射のように自分のキャラが変わるというのは多くの人の経験するところではないでしょうか。
自分の身体をよく理解し、日常的にケアしていきたいものです。
いえその前に整体にかかりたいですね。