タロットカードやルノルマン、オラクルカードといったカード占いで、たびたび逆位置をとる・とらないという話があると思います。

 

ライブで占っている時にコメントで「逆位置多いですね」と言われることもあり、見ている方も気にされているんだなーと感じたものです。

カードの意味もよく知っておられて、一緒に読んで答え合わせをしているようなこともあります。

 

 

逆位置に関しては、個人的に、その時々で採用したりしなかったり。

 

全てが正位置でも何枚かカードを出すと「バランスが悪いな」と思ったり。

 

 

ブログで毎週やっている1週間の占いは正位置のみで見ていますが、大アルカナのフィルターを通して小アルカナを見ているので、例えば『愚者(未知の可能性)』に対して『ワンドのペイジ(元気でやる気に満ちた少年)』が出てくると「元気だが空回りが起きやすく、熟考が欠けて幼稚な言動をとりやすい」と解釈します。

 

組み合わせで読むとそのように見えてくる。

 

 

机の上でぐるぐると回転させてカードを混ぜれば逆位置は必然的に出てきますから、どのカードがどう出るかは完全に偶然ですが、カードをわーっと出して全体を眺めて話をまとめていきます。

 

逆位置の意味だけではなく、人物が左右どちらを向いているか、時間の流れが過去か未来のどちらだろうか、そういう見方を含めつつ、質問に合わせて解答を出していきます。

 

 

私は特別、霊感があるわけでも、神から啓示を受けているわけでもないので、質問者さんが「恋愛はどうなりますか?」と相談内容を胸の内に仕舞ってしまわれて端折って問われると、困っていました。

 

現状どうなのか、話せる範囲で話してもらえると、明快な解答にいきつきやすい。

そうでないと、占術者の「こうですね、ああでですね」という妄想話を聞くだけの時間になってしまう。

 

まぁ人に話せるようになっている時点で、ご自身の中である程度は答えが出ていると言えばそれまでですが。

 

 

一方的な妄想話に時間やお金を割くのは勿体ないので、愚痴の1つでも言いつつ、「そのカードはどういう意味?」「逆位置なのはなぜ?」と気軽に突っ込んで聞いてみるのも面白いと思います。