お正月にも 楽あれば苦あり。

こんばんは。


心屋認定リセットカウンセリングマスター
たんぽぽの綿毛　とこりん（かわにし　とっこ）です。


夫は今日が仕事はじめ。
娘は　二女は　昨日が仕事はじめで
長女は　まだ充電中。


そんな今日は　私と長女と
寝てばかりの　わんこと一緒に
まだのんびりお正月気分で　過ごしました。



今年のお正月は　すごく久しぶりに
家族4人揃って
年明けとともに　初詣ができました。


去年までは　長女も離れて暮らしていたし
仕事もお正月だからと言って
お休みではありませんでした。

二女も　お正月が休みとは限らず
今年のように　年末年始で
まとめて４日もお休みをとれたのは　初めてのこと。


みんながお休みで　のんびりした中で
一緒に過ごせたのは　何年ぶりになるでしょう。



そして　私が　嫁いで以来30年近く経つ中で
初めて！！　お雑煮を作らなかったお正月。

私が寝ているうちに
長女が作ってくれていたからです。　
わぁ～～い　　　ヽ(゜▽、゜)ノ




去年は　年末になるにつれ
私は　自分のことで忙しかったので

大掃除どころか　小掃除もせず
おせちも　まったく作らなかったのは
初めてのことでしたが

まさか　お雑煮も作らないとは
思っていなかった。。。



そんな　初めての
何にもしなくてもよかったお正月　

何もかも　主婦なんだから私がしなくては！！
と　厳しい顔して頑張って
『なんで　私ばっかり！！』と　
悪意の汁を　まき散らしていた(笑)
完璧主義のわたしよ　さようなら～～のお正月でした。





そんな嬉しさとは裏腹に
実家で事件は起こりました。


めったにそろわない人がそろったところで
去年大きな手術をした父の　
今後のことについて　話が始まり・・・・


父と　私の弟　弟の息子（甥っ子）　わたし・・・で
話をしていました。


もう80歳を　とっくに過ぎて
大きな病気もしたのに

なかなか　
「がんばる教」と　

頼まれると断れなくて
「人のためを優先する生き方」を
捨てられない父に対して


自分の体を一番にしてほしくて
話をしていたのですが

３対１で　不利な体勢の父の怒りが・・・
私に向いてきて・・・
いきなり爆裂　


私が小さなころ・・・
急に父が不機嫌になって
怒り出す時の顔と声を
思い出すことになってしまいました。。。。


父は　これまで　

「人のために尽くすことがすばらしいこと」

「苦労は美徳」

「苦労したからこそ
今日の地位としあわせがある！！」

と信じている人。


それは　それで　私達もこれまでのことを
否定もしないし　ありがたいとも思ってるけれど


去年の病気のことを考えると・・・

走って走って走り続けた人生
しかも　それは
父の言うように　私達家族のためだった・・・のだけれど

直接的には　私達家族は　いつも後回しで
外回り　見栄　他人様優先の人生が
ほとんどだったのです。

もう見栄を張って　
人のためばかりに頑張るのは
卒業してほしい。

自分の体を一番にしてほしい。



だけど　80年以上続けてきた生き方を捨てるのが
父にとっては　すごく怖いんだと思う。


捨てたらゼロになると思ってる。
捨てたら　自分の価値がなくなると思ってる。

元気で　いてくれたら　それだけで
価値があるのに。。。



思わず私が　言わせてしまった言葉
「世間から見放されてもいい」・・・

一回目かろうじて言ったけれど
苦痛に満ちた顔だったので
もう一回言ってみてと言うと

父が激怒して　

怒りの矛先が　私に向かってきました。


小さい頃　怒っていた父の顔で
怒鳴っていた父の声で


『怖い。。。。』


こうして　私は　黙って泣いて
言いたいことが言えずに　大人になったんだな。


それが　よくわかりました。



でも　今回は　弟も甥っ子も
「その言い方はない！！」
「姉ちゃんに　謝れ」
「おばちゃんに謝るべきや」
って　かばってくれて


私も　言いたいことを言いました。



「身体を大切にする時期が来てるのだから
　　自分を犠牲にして　人に尽くすのは辞めてほしい。」
「家族は　見放したりしないし、
　　　　断っても　世間に見放されたりしない」

最後は
「私達は　お父さんと過ごす時間がなくて
　　　さみしかった。。。」

ただそれだけだった。



弟や　甥っ子に　促されて
父は　謝ってはくれたけれど・・・

やっぱりちょっと　がっかりしたわたし。


女だからと　大切にされなかったのは勘違い・・・と
わかっていたのに

また蘇ってきた。

それに　ほんま　その言い方はないわ。
お父さん　口悪いなぁ。



でもね

私は　怖かったお父さんだけど

心からお父さんが大好きだと気づいたから
寝ずにでも看病できたんよ。
生きててほしいと　心底願ったから
心から看病したんよ。

看病したかったんよ。


だから・・・

お父さんも　
お父さんが　他人様への義理ではなく

お父さんが　心から
私と弟と　甥っ子と　
母と　お嫁さんと　姪っ子と
私の家族と

一番お父さんのことを大切に思っている
家族みんなの　気持ちをまず知ってくれて
そして
お父さんのほんとの気持ちを優先して
決めてくれることを　願っています。



それで　お父さんが決めたなら
それはもう　反対はしません。
お父さんがそうしたいことなんだからね。



「世間から見放されてもいい」

お父さんが　いきなり怒り出した言葉

これは　お父さんが
とても怖がっていることだったんでしょうね。



図星を突かれた時
人は　涙を流したり　怒ったりするのかもしれません。
　

楽しいも　苦しいも　両方
たっぷりあったお正月でした。

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