今日も 自分についての「思い出」シリーズを。
ずいぶん昔の話になりますが

リセットするために 思い出してみました。
私は こどもの頃 周りの大人から
「おとなしくていい子だねぇ」って

言われていました。
そんなふうに言ってくれると
当然ながら 「悪い子だね」 と言われるよりは
ほっとしたりして 安心しましたが、
正直に言うと
嬉しいとは思ったことがありません。
なぜかというと
その褒められた時に 横にお母さんがいたりしたら
お母さんには 家で 弟と喧嘩すると
「お姉ちゃんのくせに 素直でない!!」って
いつも 私の方が叱られていたので
お母さんに 「そんなことないんですよ!!」って
ばらされてしまわないか・・・
そんな居心地の悪い感じがして
いつも その場で素直に にっこりできない感じでした。

だから自分のことは 「いい子」だとは思ってなかったし
母も含めて まわりの大人に
気を使ってもいたのかなぁ・・・と今だとわかります。
弟みたいに 思い通りにならないと
泣きわめいたり 暴れたり・・・



私もそんなふうにしてみたかったけれど
私は そんなふうにして
両親に思いを訴えたことはありません。
父には とても怖くて 絶対にできませんでした。
その分 めちゃくちゃ拗ねたんでしょうね・・イタタタ (-"-;A
あまりにも訴えることを諦めていたのか
ほんとうにおとなしいだけだったのか
今になっても よくわかりませんが
おとなしすぎて 主張できなさすぎて
親戚のおじさんが お菓子を買いにつれてってくれたのに
どのお菓子がほしいのか 聞いてくれても


一言も言えずに おじさんを困らせた記憶が残っています。
お店で 「これ」って指させばいいだけなのに
できなかったんですよね。。。
今でも50年くらい前の 困って半泣きになってる私を
鮮明に思い出すことができます。
選べない自分も 言えない自分も 悲しかったし
おじさんが それを母に報告してるのを聞いて
この時も 自分は「いい子じゃない」と思いました。

こんな風に まわりの大人には
「いい子」だと言ってもらいながら・・・
自分では 決して「いい子ではない」と
思ってきた私でした。
自信をもつことも なかなか難しかったです。
ところが 最近 母と話すなかで
母に
「あんたは しっかりしていい子だと思っていたから
なんも心配してなかった。。。
まさか こんなことになるなんて・・・
思ってもないことだった。」
と 言われました。
こんなこととは
私が心を病んでしまったり
家庭で問題がおきたりしたこと・・・を母は指しています。
え~~~お母さん!!
私のことを「いい子」だと思っていたの???
しかも 「しっかりして」もついてる!!!
嘘でしょ!! (今でしょ!!のリズムで(笑))
ってびっくりしました。
それなら こどもの時に 褒めてくれなきゃ わからない!!
って思いましたね。
まあ 母が 「いい子」と思ってくれてたのは
ほんとうに子どもの時のことか
それとも 私が大人になってから
私が近くにいてよく面倒をみてきたから
母の記憶が書き換わったのか・・・
どちらかはわかりませんが。
今 私は 「いい子(人)」と思われようとする自分に
もう疲れていて それを諦めようとしています。
(心の勉強をするまでは 「いい子(人)」のふりしてることも
気づいてなかったんですけどね。(苦笑))
まず 親の面倒も以前のように
毎日のように見に行っていないし、
どう思われるかが怖くて言わなかったことも
今は迷ったら 言ってみることが増えてきたし、
「いい子(人)」に思われるためでなく
自分がしたいようにしようと心がけています。
そうしたら たぶん・・・ きっと「悪い人」になるね。
もうなってるかな?(笑)
自分のこと
「いい子(人)じゃない」(=悪い子(人))と思ってたから
「いい子(人)」のふりしてたんだから・・・
「いい子(人)」のふり やめて 元の自分に戻ったら
もうすでに 「悪い子(人)」じゃん!!
なってるね うん!! (ややこしい。。。)
いい人のふりするのは
ほんとは悪い人だから・・・ (;^_^A
