元旦に 実家へ行きました 鏡餅

新年のあいさつを済ませたら 毎年

弟家族は お嫁ちゃんの実家へでかけます。

今年は 甥っ子も姪っ子も大きくなったのもあってか

お嫁ちゃんと姪っ子だけがでかけて

弟と甥っ子は残っていました。



外は とても寒かったけれど雪

父と母と私達と 静かなお正月。

そこに弟も加わって・・・のんびりのんびり。

そして次の日の夜 帰ってくる予定だった長女も

一日早いお休みをもらって帰省でき 合流。



父や母が用意してくれたおせちを囲んで ビールお酒

話していると・・・

弟が 自分の古いアルバムを持ってきました。本



弟が誕生してからの

父が撮ったであろう写真を 

母がアルバムに 一枚一枚貼ったであろう 

弟の歴史がつまった 色褪せた古いアルバム カメラ



そのアルバムを見始めてすぐ 私の目に

涙がこみあげてきて 一生懸命涙を隠しました。汗しょぼん



私より 5つも歳の離れた弟。

超未熟児で産まれてきて 

生きられるかどうか危なかった弟。

弟と一緒に写っている5歳の私は

とてもお姉ちゃんらしく 

小さな弟を見守るように

優しそうな笑顔で 笑っていました。女の子



すごく可愛かった弟。男の子

一瞬で それがよみがえってきて・・・

今も泣けています。。。。汗汗汗



いつから 『どうせ 弟が可愛いんでしょ!!』って思ったのかな。

『私が女だから だめなんでしょ!!』って思ったのかな。



弟に負けないように 頑張った人生だったと

一昨年の11月に アッコさんの上級ワークショップに行って

初めて気づきました。 

そして それは 両親に(特に父に)対する 復讐だったのだと

わかってきて 自分がそうやって生きてきたくせに

全然それに気づいてなかったことに 衝撃をうけました。



弟の写真の中で 優しい顔で笑っている私を見て

長い間のこだわりが 一瞬で溶けるようで 泣けました。汗



弟も父も母も 昔を思い出して

いろいろなことを 話していました。



父は私を蹴ったこともありますが

蹴られたのは 私だけではなかったようです。

弟は 隣にあった 夜の神社の木に縛られたり

父にやいと(お灸)をすえられたり・・・

そんな思い出話も 飛び出し

父は 「今の子育てでは それはダメやろうなぁ。」

「お父ちゃんも 昔自分がおじいさんから

  しつけられたようにしかできんかった。。。」

「お父ちゃんは 全然お前たちとは遊んでやってないなあ。。。」

・・・と しみじみ語る父を見て 

さらに私の心は 父と仲直りをしていました。



「おねえちゃんのくせに・・・」と 

母に叱られっぱなしだった私は

アルバムの中で

弟をだっこする母の横で 母に手を引かれて

はずかしそうに 笑っていたのですよねぇ。。。

幸せだったんだぁ。。。ラブラブ



叱られて 弟に負けそうな気がして

私なんて・・・・って 捨てられそうな気がして

さみしくて 悲しくて・・・

がんばってがんばって 認められようとがんばって

疲れてしまった残念な私がいたけれど

もう ほんとにそんなのはおしまい(笑)



父と母と弟と

夫と長女と次女と

私と

古いアルバムを囲んで 

笑いながら 泣きながら

父の謝罪を聞きながら・・・

静かな 穏やかな 平和な 幸せなお正月。

いろんなものが とろけていくね。天使

 


今年も どうぞよろしくお願いします。音譜