去年の今頃 それまで読むばっかりだったブログに

初めて記事を投稿しました メモ

  クリスマスケーキ・・・心屋塾で幸せに・・・



それまでに 長女と仲たがいしてしまっていた私。

ずっと夫の病気を心配しながら生きてきたうえに

夫の会社の危機に直面し 

いつ 会社も家も何もかも失うのかと

将来にとてつもなく大きな不安を抱えて もがいていました。


しかし そんなことは 会社のためにも

そして見栄を張った人生を送ってきた私のためにも

厳重な秘密事項だったので 誰にも言えず

私がなんとかしなければと 毎日ぎりぎりの想いで

仕事と家事を ただただこなしていたという状態だった私。


時間に追われ 毎日くたくたで ガックリ

そこまでしたところで 私が稼げるお金は ほんの少し。

会社の先行きも わからず 

考えても考えても 不安と恐怖に襲われるばかりで

もう朝起きるのさえつらくて ・・・。

このまま目が覚めなかったら 楽だろうなぁ・・・と思っていた。


そんな時 飛び込んだうさこの初級セミナーで

うさこは 「夫のために働かなくていい!!」

と言わせてくれたんだけれど・・・・


私には その時 そんなことができたら幸せこのうえないけれど

「それはないわ」だったんですよね。

私が働かなければ 生活費どうする?って。

今私がせめて家を支えなきゃ 会社の今後はどうなる?って。 


その後アッコさんの上級ワークショップで

なんとかしたかった お金の問題はまだ解決しなかったんだけれど

もしかして 私の問題って 私の中に他にある?

お金の問題だけじゃない?・・・

この時 弟に対する嫉妬心のようなものがみつかりました。


それでも なんとかお金の恐怖を克服したくて

お金についてのメールレターをもらっていた

シアンさんに カウンセリングしてもらったら・・・


その直後に 娘となんかしらんけど 話ができ

「クリスマスに ケーキを一緒に食べるから・・・」

という電話がかかってきて

とてもうれしくなって 冒頭の初投稿を果たしたのでした。


去年心屋塾に行くまでは 

自分のことも 夫の難病のことも 

娘とのことも 会社のことも・・・・

うまくいかなくなってることや 不幸な出来事を 

他人様に知らせることは 私の中ではタブーでした。


それは 母の「不幸せを よそ様に言うんじゃないよ」

という教えに縛られていたからなんですね。

母は 不幸が知れたら 負けると思ってる?

笑われると思ってる? 馬鹿にされると思ってる?

それを聞いたことは まだないのですが

たぶん そんな考えを持っています。

母は今でも そんな生き方を守っているのだと思います。

頑張って頑張って 見栄を張って生きる生き方。

80歳近くになっても そうやって心を隠して生きている。

それは 我慢強いからなのか

それとも 

案外ずっと それほど不幸のどん底を 味わわなかったからなのか

どちらか わからないけれど・・・

私は 去年もう限界がきていました。

もう不幸を隠して見栄を張って生きることが 

苦しすぎるようになっていました。


だから 初級セミナーで 初めて本当のことを打ち明けて

「助けてほしい」と言った。

涙が流れたぶんだけ 心がうんと軽くなって

初めて会った人が一緒に泣いてくれることに 

信じられないくらいびっくりしたし

それが 本当にうれしかった。癒されたのだと思う。


上級ワークショップでも もっと自分を開いてみたら

その後も 京都で会える友達ができた。

今でも時々会ったら 自分を全部開いて話せるし

聞いてもらうことができて 幸せだ。


その後 シアンさんのカウンセリングを受け

見栄を捨てることを決意した私は

決意しただけで 娘から

「クリスマスケーキを一緒に食べる」と電話をもらい

信じられないくらいうれしかった。


年が明けて 今年一年間で

私は 一番知られたくなかった友人たちに 

ほんとうのことを告げ 

恥ずかしくてみじめな私を見せるという

バンジージャンプをまず跳んで


その後 仕事を辞めるという バンジーも跳び


完璧をめざしてきた 家事もゆるゆるにして

そして 現在 お金の心配はないかのように

マスターコースに通っている。
(実際は まだ心配あるけどあせる


この年末は あれほど完璧を求めて何十年とやってきた 

大掃除は全然せず!!

クリスマスは絶食だったので これまた特に何もせず

きっとおせち料理もつくらないでしょう。


まだまだ お金がいつ底をつくか・・・とか

こんなにものんびり楽をしていて 家族は本当に

何も思ってないだろうか・・・とか

びくびく どきどき する時もあるけれど


それでも 去年まで ずっとずっと

過去を悔やみ 将来を心配して 

重い心を引きずるように生きてきたのを やめて


今年になって 見栄を捨て 心を開き

ただただ 今日の 今をただみつめて生きることにした。


そして もし将来 悲しい結末になったとしても

ただただその時を生きていこう 生きていていいんだ!!

そう思えた時 今がとても幸せだと思えました。


今日も 休みだった下の娘が 買い物をしてきてくれて

長女は一昨日 一時帰省した折に

私が昔好きだった 手芸用キットを買ってきてくれた。

(ボケないで!!という気持ちからかも?(笑))

夫は 私に働いてほしい・・と思ってるとばかり思っていたけれど

「なんとかなるさ」と なんかしらんけど教は相変わらずで

「掃除せんでも 死なん!!」と 大掃除しなくても 叱られず。


そういえば

「掃除せんでも 死なん!!」 と 夫はいつも言っていたなあ。

一人で ひび割れた手で すっごく頑張って大掃除していた

あの頃の私は それを聞いて

『もうっ!! ちょっとは 手伝ってよ!!』と

ひとりで怒っていたのでした。可愛くない女であった。。。



そして大掃除しない私は こうしてブログを書いています。

去年の今頃 泣きながら書いていたブログを

今は 少しは思い出し泣きもするけれど・・・

あの時より ずっと幸せな気持ちで書いている。

今年特に後半は なんにもしない私でも 

この家で 夫と娘と暮らせました。

長女も よく帰ってくるようになりました。

長女には マスターコースの宿題は拒否されてしまったんだけど

でも 去年に比べたら すごく心が通じるようになった。


私は 今年、 去年よりも おととしよりも

その前よりも すごく 幸せだったと思います。

ただただ 今をみつめ やりたくないことをやめて

やりたいことだけをしただけ。。。

来年も ただただ 私が 私のために 

幸せになるために 楽しむために

東京マスターコースに通うつもりです。


あんなに地獄だと思っていた私も ここまでこられました。

今どん底だと思っている方がもしかしたらいるかもしれない。

でもあきらめないでほしい。きっと 大丈夫な時がくると思う。


もう少ししたら 新しい年になる・・・

今年の私のように 去年より楽で幸せな年になるかもしれないからね。

私もまだまだ 道の途中・・・

また落ち込んじゃうかもしれないけれど

勝手なお願いとは思いますが

そんな私を このブログを通して見守っていただけたら

とても幸せです。



長くて まとまらない回顧録になりましたが

最後まで読んでくださってありがとうございます。

どうぞよいお年を お迎えくださいね 鏡餅