長いと思っていた夏休みも残りわずかとなりましたね。
宿題が終わらずに焦っている子もいますよね?
こんにちは。
柴田晴子です。
今日はひとりごとですので、興味が無い方はスルーしてくださいね。
先日、中高生の子供達とその親の会話が聞こえてきました。
A君「あ~、まだ読書感想文が残ってる~」
B君「俺、読書感想文終わった~」
A君「えっ、すごいなぁ」
B君「だって、母さんに書いてもらったもん」
母親「そうなの。毎年、読書感想文は私が書いているの」と自慢げです。
はぁ?
中高校生の読書感想文を親が書くって…
このお母さんは自分が子供をダメにしていることに気づいていませんね。
自分の子供を信頼もしていません。
「そんなことありません。子供のためにやっているんです。」
「宿題出さないと先生に叱られちゃうからかわいそう。」
という声が聞こえてきそうですね。

もちろん、私は手伝ったりしません。
「宿題が終わらない~」という子供の姿を見ていますが、うちの子たちは私が手伝わないのをわかっているので、「手伝って~」とは言ってきません。
提出できなくて叱られたり、先生から電話がかかってきたこともあります。
相談にはのりますし、必要な材料は揃えます。
子供もいろいろ考えたり、感じたり、経験したりしています。
その機会を奪いたくないんです。
コンクールなどで賞をとろうと思っている場合は別ですが、読書感想文を上手く書く必要はありません。
叱られたくないのなら、中身はどうであれとりあえず書いて提出したらいいんです。
書き方がわからなければ、アドバイスをしたらいいだけのこと、小学校1年生の時から親が書いているから子供は書けないんです。
先生もプロですから、誰が書いたかわかります。
子供の力を信頼していないから親が手を出す。
親が手を出すから、子供がやらなくなっていく。
親が子供が成長するチャンスを奪っています。
学生時代に学んだ教育論
『心にかけて、手をかけるな』
今もこれが私の子育て方針です。
もちろん、これは私の考えですので、どうぞ手を出したい方は出してください。
あなたはあなたの子育てをしてくださいね。