2年 | はんなのはんなりblog*〜日々のことや育児のこと〜

はんなのはんなりblog*〜日々のことや育児のこと〜

2013年、35週でおなかの中で赤ちゃんとお別れしてしまいましたが再び授かることができ、2015年に元気な女の子を出産しました。
アラフォーの迷える日々のことや、プロテインS欠乏症(不育症)で世間の少数派に入り、そこから見えた世界のことなどを書いています。

息子の三回忌法要でした。


もうすぐ2年が経とうとしています。


起きてしまった事が大きすぎて
受け止める事ができませんでした。


周囲の人の言葉に傷ついた事も何回もあります。


それは、心が折れている時にはとても辛い状況です。


死産した人にかける言葉は本当に難しいと思います。


周囲の人達も何と言えば良いか分からず、
軽い言い方になってしまったり、行き過ぎた言い方になってしまったりするのだろうと想像できます。


今も、万能な言葉なんて分かりません。


私は、自分が大切にしている事を大切にしてもらえる事が嬉しかったです。


出産した大学病院では、息子を大事に扱ってくれました。


沐浴もさせてもらえたし、部屋で一緒に過ごさせてもらって、イケメンですね。とか、名前は何て言うんですか?とか、話しかけてくれました。


朝起きる度に、辛くて、息子が可愛すぎて、こんな悲しみを抱えて生きて行くなんて耐えられないと思った事も何度もあります。


というか、それが毎日でした。


だけど、また少しでも前を向けたのは
あの入院中の時間があったからだし
医師や看護師さんに、息子の事と、私の気持ちを大事にしてもらえたからでした。


一年先の事も考えられなかった私が今、娘を抱き締め笑うことができています。


息子がすごく可愛かったから
また生まれ変わってきてと願ったから
頑張ることができました。


育児で日々追われて、
息子との日々をゆっくり思い返す時間が減ってしまっているけれど


その時の光景、気持ちは色褪せることがありません。