おはようございます。
昨日はとっても素敵なキャリアウーマンのTさんのお宅に
トレーニングをしに行ってきました。
美味しい紅茶を淹れてくださったので
それをいただきながら健康への意識について色々とお話ししました。
そこで何度も出たキーワードが
『身体のサビ』
最近よく耳にするこの言葉の原因は
『活性酸素』
が主に原因となっているわけですが。。。
なんだか、活性酸素なんて
名前だけ聞くと活発に働くよい酸素のこと?
って感じますが。。。
実際のところそれはどんなものなのか
今回はそんなお話です。
私たちは呼吸によって空気中から酸素を取り入れています。
酸素は私たちが生きていくために欠かせない大切なモノ!
ところがこの酸素、ちょっとしたキッカケで
『活性酸素』というものに変身しちゃうんです。
そして、この活性酸素こそが、
さまざまな老化現象を起こす真犯人ではないかと考えられているのだ!!!!
上記した通り『活性』という言葉の響きから、
何やら私たちの体のために活発に働いてくれる
お利口モノの酸素のようなイメージがありますが。。。
その正体は非常に攻撃的で毒性の強いクセモノだったのです(>_<)
ちょっと詳しくお話しすると。
通常、原子核のまわりの電子が
2コでペアになっているのが、いわゆる安定した状態です。
そこで、不対電子をもった不安定な活性酸素は、
何とかして自分は安定しようと悪さを考え、
あたりかまわず近くの分子から電子を奪い取ってきてしまう。。。。
これがよく聞く『酸化』(サビさせる)ということ!
こんな具合に体内の細胞を酸化させ、
細胞の正常な働きを失わせ、
その結果、老化やいろいろな病気を引き起こす。
シミやシワなどのほか、
ガン・動脈硬化・糖尿病・老人性痴呆・白内障といった
大変な病気の引き金にもなるといわれているのがこの活性酸素。
そんな活性酸素の発生源はこんなにあるんです(;一_一)
①日常の生体活動の中
②紫外線
③大気汚染
(排気ガス、加工食品、殺虫剤、レントゲンetc)
体内には活性酸素を追い出す勇士もいるのですが。。。
身の回りにこんなに活性酸素の発生源があったのでは、
まったく遠ざけろというほうが無理なお話し。
じゃあ、体の酸化はどうすることもできないの?
大丈夫!
それが、人間の体というものは実によくできたもので、
『酸化防止システム』もちゃんと備わっています。
素晴らしいですね!
酵素、たんぱく質、ビタミンなど
様々な『サビ止め』が待機していて、
活性酸素が発生したらたちまちこれを消してしまうという仕組みです。
でもでも。
しかしこのありがたいシステムにも限界はあり、
大量の活性酸素が発生した時はカバーしきれない。
さらに歳を重ねるごとにシステムもだんだん老朽化し、
活性酸素に抵抗できなくなってくる。
老化を防ぐためには、
できるだけ活性酸素を発生させないような生活の工夫と、
酸化防止システムの強化
(サビ止め=抗酸化物質が体内でたくさんつくられるような食生活をする)ことが大切!!
健康と若さのために。
自分のために。
日常生活でできることをしたいですね!